2011年11月25日金曜日

バイル民主運動(モデム)議長、大統領選挙公式出馬は12月5日と発表

24日、フランソワ・バイル議長の民主運動(モデム)は2012年の大統領選挙に立候補することを仏民放テレビTF1に出演し確認した。公式には12月5日に大統領選挙への運動開始を打ち上げるとフランス通信(AFP)に明言した。

バイル議長が大統領選挙に出馬する理由には、この5年間でどの分野も何も改善されてきてない。安全、教育、移民、生活などフランスは新しい基本から再出発しなければならない。こんな状態を5年間も続けてきていてはならないなどと、2007年以来のサルコジの大統領の政治に不満があるからだとみられる。

ルモンド紙fr.によると、バイル氏の周辺にはドミニク・ド・ビルパン共和国の連帯議長(元首相)のスポークスマンを担当したダニエル・ガリーグ氏やシラク前大統領の財務大臣であったアラン・ランベール氏などが集まっているという。

バイル氏の出馬が決定すればサルコジ氏はまだ大統領選挙の出馬宣言をしてないが、事実上の与党政権の国民運動連合(UMP)の候補者とされているために、両者の争いが熾烈になる、それはジャンルイ・バルロー(前環境相)などが出馬を簡単に断念したが、バイル氏というのは大統領をめざしているからだ。しかしフランスとフランス人のことを考えるのならば決戦投票での姿勢が興味あるところである。