2011年11月25日金曜日

フィッチが、ポルトガルのソブリン格付評価を「BB+」に下げる

24日、米英に本拠を置くフィッチ・レーティングス(Fitch Ratings)社はポルトガルのあらゆる面での財政不均衡と借金増大で、マクロ経済的な展望の悪さを理由にソブリン格付け評価をBBB-からBB+に下げる決定を発表した。
ポルトガルは5月から欧州議会と国際通貨基金(IMF)から780億ユーロ(約80兆円)を国の緊縮財政政策と改革実施を条件に財政援助を受けていた。フィッチは23日にはフランスのトリプルA維持を危険視するレポートを出している。

フィッチ・レーティングスでは2011年度の借金は国内総生産(PIB)の5.9%を記録すると見ていて、2012年度は4.5%と推定している。借金は2010年度の国内総生産(PIB)の93.3%が2013年度では116%を超えることになりそうだと見ていて、不況の危険性を除外できないからだとしている。


ポルトガル政府の経済の巻き返し策である緊縮財政に反対する労働組合によってほとんど麻痺状態になっていているところに、フィッチの今回の決定が発表されたとスイスの経済紙は伝えている。