リビアの新政府が成立され米国や中国も祝福しているがリビアの地方人民からは自分たち少数派が異端視されたという批判が起こっている。これら先住民族の人々は新政府を認めないとしている。それが国の安定に脅威を煽っているらしい。ベルベル人たちは自分たちの代表が新政府の中に代表されてなくて排除され、自分たちのリビア革命への貢献が軽視されたとしている。地方人民はベルベル人とリビア人にとりあえずリビア暫定政権国民評議会(NTC)と暫定政府への協力を凍結するように呼びかけている。
新政府の防衛相にはゼンタン市の司令官が就任しカダフィ大佐と闘ったミスラタ出の元蜂起者が内相に決まっている。
22日、リビア新政権樹立の初の宣言をおこなった首相アブデル・ラヒム・アル・カイーブ氏は、「すべてのリビアが政府には代表されている」と述べていた。
ヒラリー・クリントン米国務長官はこの新政府の樹立を民主主義への象徴的な進歩の証拠であると評価している。