4日、人権監視機関のヒューマンライトウォッチはアサド体制が2011年以来地下牢で反対派に対しシステマテックに行ってきた拷問と殺害に関し81ページにわたる報告書を発表した。同報告書は27箇所ある牢獄に収監された者や体制側の警察などの200人の証言をもとに書かれたものである。そこからどのような拷問の手段がとられたかでどこの収容所にいたかが判定できるという。
ヒューマンライトウォッチによると拷問の犠牲者は18歳から35歳がほとんどだという。ヒューマンライトウォッチでは国連安全審議会に国際裁判所で裁き、この行為をしたシリアの責任者を罰することを要請している。