アルジェリア人と外国人の捕虜23人は32人のテロ活動家と共にアルジェリア東部のインアメナ(In Amenas)付近のティガントーリン(Tigantourine)ガス田基地で、19日の深夜までにはアルジェリア軍特殊部隊によって殺害されたとアルジェリアの情報相が20日に発言したとロイター通信は報道した。19日にインアメナでは11人の誘拐犯は7人の外国人捕虜を殺害した。また16日には外国人が10人ほどとアルジェリア人が100人ほどが捕虜になったと国営アルジェリア通信(APS)に報告されていた。
「私は残念ながら死者の数が多くなっていることを言わなければならない」と国営アルジェリア通信(APS)に語っている。「6つの国籍を異にした32人のテロ活動家は、忍者とよばれるアルジェリア軍特殊部隊によって殺害された」「彼らはアラブとアルジェリアとアフリカ人、また非アフリカ諸国の者もいた」と話した。
アルジェリア軍特殊部隊は17日に、107人の捕虜とアルジェリア人685人の解放作戦を成功させた。
アルジェリア人のモクタル・ベルモクタルを首領とするイスラム主義武装蜂起集団の分派「血の署名者」32人を殺害している。
アルジェリア軍の特殊部隊を使った一斉掃射のやり方に批判が出ているが、フランスのオランド大統領は誘拐者と交渉しなかった「より叶ったもの」として評価している。
オバマ大統領は捕虜の死の責任はイスラム主義者にあると見て米国はこれを弾劾するとしている。
誘拐犯らは「捕虜をとったのはマリへのフランス軍隊介入を容易にさせたアルジェリアの兵站行為があったとしてこれへの報復であった」としている。
最終的な死亡者数は20日に発表されると仏国営ラジオ・フランス・アンフォが早朝に報じている。
【参考記事】
Prise d'otages en Algérie: dénouement sanglant, 21 otages et 32 ravisseurs tués
http://www.la-croix.com/Actualite/France/Prise-d-otages-en-Algerie-denouement-sanglant-21-otages-et-32-ravisseurs-tues-_NG_-2013-01-20-901385