2013年10月21日月曜日

フランス電力が英国から欧州加圧水型原子炉(EPR)2台を受注

  フランス電力(EDF)は英国からの2台の第三世代の欧州加圧水型原子炉(EPR)の原発基地の189億ユーロ(約2兆4570億円)の発注を21日に受けたことを公式発表した。建設地は英国南西部のヘンケレィ・ポイント(Hinkley Point)でEDFは45%~50%、アレバが10%、中国グループ(CGN.CNNC)などが30%から40%で参加するコンソーシアムとなる模様。風力発電などと比べても建設費が安いと見られている。

 経済的にフランスの不景気を救うものとなりそうだが、社会党や欧州エコロジスト・緑の党(EE-LV)からの反応はまだ報道されてない。フランスでのフラマンヴィル(マンシュ地方)で建設中のEPRは事故や外国人労働者の雇用問題がしばしば問題になっていてその運行が危険視されている。
LeParisien.fr 

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