2013年11月15日金曜日

サルコジ議長時代の光ファイバー公共事業で オート・セーヌ県審議会の77億円援助金に疑惑

パリ西近郊のオート・セーヌ県で2004年から2007年にかけて同県審議会議長であったサルコジ前大統領が介入したと見られる光ファイバー公共事業での同審議会による5900万ユーロ(約77億円)援助金などが問題になっていて取り調べが開始されている。サルコジ氏はオート・セーヌ県議員を1988年から2005年まで務めていた。当時これを検査した警視庁長官ミッシェル・ゴーダン氏は現在はサルコジ氏のキャビネの所長をしている。仏国営ラジオ・フランス・アンフォ(RFI)が朝に伝えた。

ウィフィング・ポストによれば光ファイバー市場はベルサイユ行政裁判所と欧州議会裁判所によって二度反対されていたものだという。一方、今日5日には、元ボルドー市長で首相も務めたジャック・シャバン・デルマス氏の友好会の昼食にサルコジ氏は参加して演説することになっているという。ここでのサルコジ氏の反応が注目されるところだ。

【参考記事】
http://www.franceinfo.fr/politique/hauts-de-seine-la-gestion-de-nicolas-sarkozy-en-question-1214139-2013-11-14

Hauts-de-Seine : la gestion de Nicolas Sarkozy contrôlée



Sarkozy visé par une enquête sur sa gestion des Hauts de Seine