2014年1月24日金曜日

ロマ人のフランス国外排斥で バルツ内相はサルコジよりも効果的

23日マニュエル・ヴァルス仏内相は不法滞在移民の国外退去は2013年度の統計をあげて、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年のサルコジ前大統領の時代よりも多くなっていることを示した。バルツ内相は2012年は大統領選挙の年で、サルコジ氏は36000人という大掛かりなロマ人排斥を行なっている年だが、その場合でも2012年の月平均は1750人であり、バルツ内相が行なった2013年の月平均1850人より少ないと語った。

同内相によるとサルコジ時代の統計は「数の政治であって」人工的に水増ししていて膨れ上がっているのだという。ロマ人などを国外退去させても帰還援助資金を手にして帰った者が2012年では8500人もいた。彼らはこの資金ですぐにフランスに舞い戻って来たので税金の無駄遣いでしかなく効果が無かったのだと指摘している。それにたいしバルツ内相は2013年に移民の密航組織200を壊滅させることができたと誇っている。

【参考記事】

Quelque 21 000 sans papiers expulsés en 2013

Le Monde.fr |  • Mis à jour le 
http://www.lemonde.fr/societe/article/2014/01/23/quelque-21-000-sans-papiers-eloignes-de-force-en-2013_4352833_3224.html