欧州問題閣僚審議会開催の折りに欧州議会の会合が11日にブリュックセルであった。そこで新しい遺伝子交換作物である米ピオネ(Pioneer)社のトウモロコシTC1507のヨーロッパでの栽培が許可される見通しだと発表された。これに反対したのはフランスなど19カ国で210票で過半数に50票ほど足らなかった。これは審議会の構成国が決定するものではなく欧州委員の過半数の260票を超える必要があった。
ドイツの29票、ベルギーの12票、ポルトガルの12票、チェコスロバキアの12票が棄権した。
賛成した国はスペイン、英国、スウェーデン、フィンランド、エストニアの5カ国であった。規則では反対しない票は賛成票とみなされることから今回の決定がなされたという。
ドイツの29票、ベルギーの12票、ポルトガルの12票、チェコスロバキアの12票が棄権した。
賛成した国はスペイン、英国、スウェーデン、フィンランド、エストニアの5カ国であった。規則では反対しない票は賛成票とみなされることから今回の決定がなされたという。