2014年3月10日月曜日

福島原発事故3周年を前に記念集会 ストラスブールでフッセンハイム原発基地の即時停止要求

福島原発事故3周年記念を直前にした9日、ストラスブール市内のライン川に8つかかる橋に反原発と環境保護の抗議者3500人が(主催者側調べ8000人)が集結して、仏政府が2013年に封鎖すると宣言しているアルザス)原発基地の即時封鎖を要求。この集会で福島原発事故の被災地で生活を続けている反アトムの活動家の松村直人氏は、フランス国営放送テレビ3チャンル・アルザス放送局に、「フランス電力(EDF)は最良の技術だと思う。東京電力も同じだった。そのようにみんな安全だと考えていた」、「次の原発事故はフランスもしくは日本かもしれない」と語った。橋の両岸に手を繋いだ人の鎖を作って風船を飛ばした。福島の犠牲者に1分の黙祷を捧げた。

ストップ・フッセンハイムのスポークスマンで脱原発組織のメンバーでもあるアンドレ・アッズ(André Hatz)氏は、「福島の人々にとっては最後であると思えても、これは始まったばかりである。現在、(日本で)子供の白血病が現われ始めた」と喚起している。