パリでロマ人家族にジャベル液体をふりかけた男性は無罪釈放

パリ市東北部の共和国地区の住民がロマ人に4月中旬に暴行を加えて警察に起訴された40歳ほどの男はパリ軽罪裁判所に訴えられていたが5月19日無実になった。加害者は謝罪をした。

被害のあったロマ人夫婦は強い匂いのする液体をマットラーに投げつけられていたものだが、4月7日に軽罪裁判所はこの種の暴力行為は暴動化しているこの地区での暴行罪に問われないと判決をだした。

検事は3ヶ月の禁固と1500ユーロの罰金を要求していた。液体はジャベルと黒石鹸で一般にはこれは歩道の掃除に使用されるものだという。