2014年8月31日日曜日

プーチン大統領はウクライナ南東部の独立を示唆  クリミア半島の前例の再来か

31日、ロシアのプーチン大統領は現在ロシア支持の反政府側と王党派とが戦っているウクライナ南東部をその土地で生活している人々の合法的利益を保護するために、独立国家とすることをほのめかす示唆を初めてしたとロシアのメディアが報道したという。このプーチン大統領の発言は8月31日に東部ウクライナ地方の混乱集結の交渉会の際になされたもの。フランスのヌーヴェル・オブセルヴァトゥアールなどが報道。クリミア半島がロシアのものになってしまったと同様にウクライナ東南部の独立はロシア圏に収斂されるのではないかと危惧される。
30日にはウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領はブリュクセルの欧州議会でウクライナとロシアとは戦争を避ける点で接近できたと話していた。

ロシアはこれまでのところはロシア語圏のウクライナ東部地方だけを要求してきていた。

30日の欧州議会ではロシアに方向転換をせまり、新たな経済制裁の執行猶予期間として1週間をだしていた。

【参考記事】
http://www.20min.ch/ro/news/monde/story/Poutine--voque-un-futur-Etat-dans-l-est-de-l-Ukraine-16583343