2014年11月15日土曜日

仏裁判所はフィヨンのサルコジ裁判促進提言のジャーナリストの録音を開示

パリの最高裁判所は今日14日18時から開廷。これにはフィヨンがサルコを陥れようとエリゼ宮殿に進言したという話しの内容は「サルコが自殺する」(ストック社出版)の中でルモンド紙のジャーナリストのジェラール・ダベ氏とファブリス・ロム氏が書いていることであり、ルモンド紙やストック社の社長にもその成り行きが心配していた。ハフィントンポスト仏語版によると6月24日の昼食の会話をジャーナリストに話した内容では、フィヨン元首相は特に2012年の仏大統領選挙での会計の異常性に焦点を当てていて、ニコラ・サルコジの二重帳簿のビグマリオン(Bygmalion)社疑惑裁判を加速させるようにジュィエ大統領官邸書記官に依頼していると書いている。これに対し、フィヨン元首相は・ジュイエの発言は国民運動連合(UMP)党を不安定にさせるための陰謀で嘘を言っていると批判しサルコジ派も共にジュイエ氏の役職解任を要求していた。フィヨンはこのテープ録音の真偽性を疑惑視し中立の裁判を要求している。


14日フィヨン元首相とジャン・ピエール・ジュイエ大統領官邸エリゼ宮殿総書記の事件は裁判所で争うことになってきた。フィヨン氏はルモンド紙の二人のジャーナリストが録音しているというジュイエ氏とインタヴューした話の内容を公開するよう要求していた。そこではフィヨン氏がジュイエ氏と大統領官邸近くのドワイヤンで昼食をした時にフィヨンが「いそいでサルコジを叩かなければ」「彼が戻ってくる」という内容のものであった。