12日に仏憲法審議会はクリスチャン・トビラ法相の法案を承認した。これは2013年1月にトビラ法相が議会に提出していたもので海外で父親をフランス人として母胎を借りて出産(GPA)した子供にもフランス国籍証明が自動的に所得できるというもの。この法案に国民運動連合(UMP)党議員60人近くと6つほどの団体が反対していた。フランス国内ではこの子供の出産法GPAは許可されてない。
フランスは昨年秋に世界で14番目のホモの結婚を憲法が認める国になった。これまでキリスト教徒や僧侶がこれに反対してきた。それは子供は一人の母親と一人の父親を持つ権利があるからだとキリスト教徒は主張しているからだ。欧州人権裁判所では6月に、外国でGPAで生まれた子供の親子関係の承認を拒絶することはできないはずだとして、フランスの(右派系)を告訴していた。
世の中にはさまざまな事情で父親や母親を知らない子供も多い。彼らの主張はキリスト教徒でありながらキリストの生誕に関しては疑問をあまり持ってないようである。以下の関連記事を一読されたい。
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http://www.francetvinfo.fr/societe/les-enfants-nes-a-l-etranger-par-gpa-pourront-obtenir-la-nationalite-francaise-confirme-le-conseil-d-etat_771127.html