2015年2月26日木曜日

フランスの国会議員4人がシリアのアサド大統領と非公式会見

25日、非公式にフランスの国会議員4人がシリアのバッシャール・アサド大統領と会見していることがわかった。4人はシリアの現在がどうなっているのかを視察し情報を得ようとしたといっている。政府はこれは国の公式な会談ではないといっている。政府を介さないスキャンダルだという意見もある。
社会党政府スポークスマンのステファン・ル フォール氏はこの会見は個人的なものであるとだけ発表している。外務省のスポークスマンも同様にこの訪問は個人的なもので外務大臣が合意したものではないと話している。

今回の議員訪問は2012年に独・仏・英・スペイン・イタリアで決めたシリアとの交渉断絶以来のことであった。フランスは依然としてアサドの国外退去を要求している。

昼の仏国営放送テレビ・アンテナ2はこれを個人的な訪問であったが、政府公式なものに変更したと女性キャスターが話したところでニュースは中断ストップされた。午後2時少し前のラジオフランスアンフォではこれは政府の公式訪問ではないといっている。

25日朝にダマスでシリアの独裁者アサドに会見したのは国民運動連合(UMP)党ら右派の議員3人のほかに社会党(PS)議員1人もいた。シリアとの友好協会関係のメンバーだった。