フランスではイスラムの宗教指導者イマムの教育とイスラムの代表者のあり方をめぐりバルツ首相は自分の希望を3月3日ストラスブルグ訪問で再確認する演説をした。またパリでは2月10日にパリ13大学の教授がイスラムのスカーフを着用している学生の前では講義はしないとしたために、脅迫を受けて授業をやめているが、しかし2015年1月7日のチャリー・ヘブド殺害事件以後は、この傾向は全然異なるものに急速に転換している。現在はフランスの大学の宗教的、思想的な中立性が支持されている。
この問題に関し最後に世論調査をしたのは2013年の夏であったが、この時はフランス国民の78%が大学でのスカーフ着用に反対していた。