2015年4月24日金曜日

仏のレストラン組織が現代の奴隷システムに 「修道女」希望の若い女性を無賃金労働で酷使

彼女は修道女にいつかなれると信じていたが、それが嘘であったと夢がこわれた。若い女性が修道女になりたがっているのを利用して、レストランの給仕として無給で1日18時間も酷使して働かせていたというものだ。女性には自由もなく給料もなく長時間働かせたセクトまがいの現代の奴隷システムだとして問題になっている。現在、彼女はこの組織を逃れてこれを告訴したために、フランスのノルマンディのカルバドス地方にあるマリー・テレーズの聖地としてカトリック教会では有名なリズュー(Lisieux)市で、4月15日に発覚された。

これは地方ラジオ専門の「フランス・ブルー」が明かしたもの。若い女性の名はミリアムさんと呼ばれている。彼女は2001年に「働く使徒会」集団にアフリカからやってきた。これは国際的な「生きた水」(L'Eau Vive)という名のレストラン組織で、ヨーロッパやフランスなどあちこちにある。

彼女は3月17日にノルマンディのカーン市の警察に、無賃金労働と奴隷扱いされていたことを告訴した。今だに彼女には滞在許可証もない。ミリアムさんと同様な境遇にある若い女性はフランスには約200人近くいるという。

2011年のある朝に教会のミサに行こうとしたが頭痛がしてみんなと一緒に行けなかった。何も考えずにパスポートひとつを持って、そこを逃げ出した。9年間は彼女はフランスとヨーロッパ中にあるこの組織の管理するレストランと宿舎を転々と渡り歩いて働かされていた。特にリズューには2年間もいた。


その全ての期間にわたって彼女は自分がなりたかった修道女にいつかなれるのだと信じていた。この組織は修道女になれるとしてフランスへ不法滞在者のままに滞在許可証もなく呼び寄せていた。




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