これは地方ラジオ専門の「フランス・ブルー」が明かしたもの。若い女性の名はミリアムさんと呼ばれている。彼女は2001年に「働く使徒会」集団にアフリカからやってきた。これは国際的な「生きた水」(L'Eau Vive)という名のレストラン組織で、ヨーロッパやフランスなどあちこちにある。
彼女は3月17日にノルマンディのカーン市の警察に、無賃金労働と奴隷扱いされていたことを告訴した。今だに彼女には滞在許可証もない。ミリアムさんと同様な境遇にある若い女性はフランスには約200人近くいるという。
2011年のある朝に教会のミサに行こうとしたが頭痛がしてみんなと一緒に行けなかった。何も考えずにパスポートひとつを持って、そこを逃げ出した。9年間は彼女はフランスとヨーロッパ中にあるこの組織の管理するレストランと宿舎を転々と渡り歩いて働かされていた。特にリズューには2年間もいた。