2015年5月23日土曜日

アイルランドでホモの結婚承認へ 国民投票 教会の腐敗などで社会が変化


国民の90%近くがカトリック教徒のアイルランドは教会の影響も強く保守主義の国として有名であったが、5月22日の国民投票ではホモの結婚を承認しよう とする人々の動きが注目されている。世論調査では賛成が圧勝している。教会のペドフィル(幼児愛)がしばしば世間を騒がせてきた。聖職者の性的な腐敗がホ モの結婚を認めるべきだとする考えを多くの人々に容認させる原因のひとつになっているともいわれる。

黒人と白人の結婚やカトリックとプロテスタント教徒との結婚などは50年前には考えられ無かったという。社会が変わっているのでホモの結婚を認めるべきだ という高齢者のインタヴューがフランスのメディアでもでも報道された。これまでに世界でホモの結婚は18カ国が承認しているがヨーロッパでは13カ国ほど が承認されつつある。

「これは私に関係することだから賛成に投票するのです」、逆に「単に教会が反対に投票するようにいうからではなくて、私の意見として反対するのです」などと意見はある。

アイルラン ド首相はカトリック教徒で右派だがホモへの認識は変わってきた今後はすべての人が結婚できるようにしたいと発言している。アイルランドの大企業、特に多国 籍企業のゴーグルやエブライは賛成を表明している。これまでは教会の考え方が結婚のあり方や性道徳を支配してきた。しかしカトリック教会が人々の思想を統制することが時代遅れであることが国民投票で露になっただけなのだ。

【参考記事】
http://bigbrowser.blog.lemonde.fr/…/mariage-homosexuel-en-…/
http://www.francetvinfo.fr/…/un-referendum-historique-sur-l…

Les électeurs irlandais, réputés catholiques et conservateurs, vont être consultés ce vendredi 22 mai par référendum sur la question du mariage pour tous. Le "oui" est en bonne position pour l'emporter.
francetvinfo.fr