2015年7月23日木曜日

仏バンデ軍港海軍基地の襲撃計画が防止 裏にイスラム国家主義集団の指示

アンチ・テロリスト判事によると、シリアのイスラム国家主義集団(Daech)に合流することが不可能だった3人の青年たちが、フランス国内の軍隊基地をテロ襲撃するようにDaechから指示されてブルターニュ地方にあるバンデ軍港海軍基地を破壊する予定であったという。3人の青年のうちの最少年者イスマエル17歳がフランスの秘密情報網にひっかかり、イスマエルは10月に召集されてシリアへ行ってDaechに加わる計画が暴露されてしまった。(パリ=飛田正夫 2015/07/23 17:05日本標準時

イスマエルがイスラム国家主義集団(Daech)の兵士と連絡をとっていて、この聖戦主義者がフランスの軍隊を襲撃するように激励していたとみられる。しかし3人は2012年のトゥルーズ・モントーバン連続殺人事件や今年1月にパリで起こったチャルリー・ヘブド襲撃事件などとの関係は否定している。いずれにせよ3人は、12月末から今年初めにかけて行動を起こす計画だったらしい。7月17日に判事が事件の概要を話していた。