2015年9月28日月曜日

退社した独フォルクスワーゲン社 社長の退社金は90億

2015年9月中旬から世界中を騒がせているドイツ・フォルクスワーゲン社の排気ガス規制違反エンジン搭載の自動車だが、この事件で辞任したマルタン・ウィンテルコルン(Martin Winterkorn)氏(68歳)の退社金が6000万ユーロ(約90億円)だという。不祥事を起こした責任者として退社するには多すぎはしないかと批判がでているが、本人はどこ吹く風だ。(パリ=飛田正夫 2015/09/28 10:11日本標準時

マルタン・ウィンテルコルン氏は年間の給料が2014年では1500万ユーロ(約22億5千万円)でドイツでもトップクラスだという。社会に迷惑をかけて騒がせていて、違反で金儲けをした社長はドイツの築いた機械・電気・自動車産業の評判を一気に久崩し失墜させた。ドイツはウィンテルコルン氏に社会的責任を大いに問うべきだろう。