2015年10月26日月曜日

「神天上の法門」と天皇家の竜女の意味 『法華経』の女人成仏から見た

多神教的世界観の豊穣性なのかもしれません。それが一神教のキリスト教支配の中で西欧では悪魔(サタン)にされ、東洋の仏教伝来の中では、様々な頸や胴体を持つ神々は仏教の機能神となって統合されていった。ここが西欧と東洋の違いで特に日本の特殊性だと理解しています。ですから神話ですが、日本の天皇家のなかに龍女がいるわけで、地神第四代のひこほと竜女の間に生まれたのが、地神第5代の彦波瀲武大鸕鷥草茸不合尊(ひこなぎさたけうのはふきあえずのみこと)であり、その子が人王第一代の神武天皇となる。問題は竜女の獣性と諸経に嫌われた女性の、つまり女人成仏の救済の問題です。(パリ=飛田正夫 2015/10/26 4:18日本標準時


このことで、仏教の法華経による女人成仏の教えにより、天皇家の救済論が説かれるわけです。仏教の一分としての救済の機能的役割を引き受けるわけです。

それが天照大神であり八幡大菩薩だという見方です。天皇家もそういう体系の中に組み入れらていて、本来はこれらの神々は祈る対象ではなかったのです。しかし後の日本人が誤ってこれらを祈っているために、彼等自身も居心地が悪くなって、仏法的機能神としての自らの請願を忘失することを恐れたわけです。

それで祠を捨てて天上に帰ってしまった。それが今の日本ということで、神社や祠は残っているがそこはもぬけの殻であって、そこに悪魔が住み込んでいる。国を保護する神は留守なのです。これを神天上の法門と日蓮大聖人は言われている。これが大問題なわけなのです。