2016年7月15日金曜日

ニースで暴走トラック突入 「パリ祭」を祝う花火大会の群衆73人以上死亡

(パリ=飛田正夫)7月14日夜のニースの73人殺害暴走トラックはテロの犯行で、パリ祭でフランスの祝日が狙われたのだとニースの人達は証言で言っている。ニースで、7月14日、「パリ祭」の夜の花火大会に集まったバカンス客や地元の人をひき殺した。人々は叫びながら四散し阿鼻叫喚となったという。犯人の運転手は警察に射殺された。犯行は単独で行われたものと今の所はみられている。南仏の金持ちの保養地として有名なニースのプロムナード・ド・アングレというのは、地中海の海岸線に沿ってロワイヤル・ホテルとかネグレスコなどの豪華ホテルの立ち並ぶところで、1キロほどの長い美しい道路が続き道路のの浜辺は私有地になっていて、有料になっているのが多い。その海岸線の道路をジグザグ運転の白い半貨物トラックが観光客の群衆の中を突っ込んで走った。トラックは警察が運転手を射殺するまで数十メートル走り続け80人近い犠牲者がでた。テロリストの犯行声明は出てないが専門家は犯行はダエッシュ=イスラム主義国家組織(IS)のものだと考えられるといっている。ニースの地方にはシリアに行ったことのある者が多く、フランス国内のダエッシュ(Daesh=IS)組織の機関があるのだとも言っている。


パッカ(プロヴァンス・アルプス・コートダジュール)地方議長のクリスチャン・エストロジィChristian Estrosi氏によると、15日02時10分に国営ラジオ・フランス・アンフォに出演し、トラックの運転手は運転しながら窓から銃器で発砲したと発言している。
(文字数 ;675)(投稿日本時間 ;2016年7月15日午前9時33分)