2016年7月3日日曜日

バグダッドで自動車爆弾テロで80人以上死亡 ラマダン明けの祭りを前に

(パリ=飛田正夫7/3/2016 9:53:30日本時間)3日日曜日、イラクのバグダッドで2つの同時テロで少なくとも75人が死亡、130人が負傷した。イラクの発表ではダエッシュ=イスラム主義国家組織(IS)の犯行声明があり、その内の1つはシーア派(chiites)派の集会所近くに駐車してあった自動車に爆弾を仕掛けたと報告されている。2つ目の爆弾テロ事件はバグダッド北部の(chiite d'Al-Chaab)地区で爆弾で2人が死亡した。カラダ(Karrada)地区の商店街は、イスラム教徒の断食行ラマダン(ramadan)が明日4日に明ける前日でもありその祭りを祝う準備で多くの買い物客で賑わっていた。その祭りとは別に、ダエッシュ(IS)のサラフィストの考えではこの断食行の期間に異教徒を殺害すると神の祝福が大きいとされている。
フランスのオランド大統領は11月13日夜に起きたパリ及びサンドニ競技場近くでの同時テロ射殺事件に思いをはせながら、バグダッドの今回のテロを弾劾した。イラクの人民と政府に弔意を送った。イスラム教徒の断食はまだ終了してないので、油断はできないだろう。(文字数 ;493)

【参考記事】
http://www.france24.com/fr/20160703-irak-morts-attentat-bagdad-karrada-jihadistes-etat-islamique
http://www.metronews.fr/info/attentat-a-bagdad-le-plus-meurtrier-depuis-le-debut-d-annee/mpgc!HZp9TLNiMhsrQ/