2016年7月25日月曜日

ロシアのリオ参加決定でIOC批判 国際陸連のみ全員一致でドーピング反対

(パリ=飛田正夫)24日、テレビ(BFMTV)はフランス陸上連合会会長(FFA)で仏オリンピック・スポーツ委員会副会長(CNOSF)のベルナール・アムサレム(Bernard Amsalem)氏のインタビューを報道した。アムサレム氏は国際オリンピック委員会(IOC)がロシアにリオでのオリンピック参加を許す決定をしたことに関しコメントし、非常に残念なことだと発言した。ロシアのドーピングは国家的に組織されたもので60年間も続いてきている。今回の摘発は絶好のドーピング壊滅の機会であったのにと残念がっている。アムサレム氏は、マクラレン(McLaren)報告は時間をかけてあ素晴らしいリポートであると評価。ロシアのドーピングが陸上競技だけでなく他の種目でも行われて一般化していることがわかったと話す。国際オリンピック委員会(IOC)の決定が私には理解できないと批判し、国際陸上競技連盟(IAAF)だけがロシアのリオ参加に全員一致で拒絶した誇り高き我がれんめいであると語った。ドーピングが今では総てのスポーツを腐敗させる毒になってると言っている。


IOCが各種種目別のスポーツ連合ごとにロシアの参加・不参加を決めることにしたということは、IOCが自分の責任を回避したということだ。これは残念なことで、これではオリンピックとスポーツの価値は守れないからであると述べている。

アムサレム氏は、今の国際オリンピック委員会(IOC)に足らないのはより勇気を持つことかもしれないとして、ドパージュ(ドーピング)を許すことは、オリンピックとスポーツに悲劇的なイメージを与えるものだとも言っている。 (文字数⇨712)(投稿パリ時間⇨2016年7月25日午前6時13分/ 日本時間⇨2016年7月25日午後1時13分)

【参考記事】
http://rmcsport.bfmtv.com/plus-de-sports/jo-2016-amsalem-la-decision-du-cio-est-dramatique-pour-le-sport-1018771.html

http://www.7sur7.be/7s7/fr/1508/Sports/article/detail/2799850/2016/07/19/Le-CIO-renvoie-la-balle-aux-federations.dhtml

http://www.rtl.be/info/monde/international/dopage-le-cio-rend-son-verdict-pour-les-sportifs-russes--837314.aspx