2017年6月14日水曜日

英首相が仏大統領と親善サッカー試合観戦 「神が女王を救う」「怒りの中で過去を振り返ってはならない」の歌でテロ犠牲者追悼

(パリ=飛田正夫 日本時間‎mercredi ‎14 ‎juin ‎2017;16:40)マイ英首相は13日パリにマクロン仏大統領を訪問し両国のテロ襲撃事件で協力を協議した後で、夜にパリ北部近郊サンドニのサッカー場「フランス競技場」で開催された英仏のサッカー親善試合を観戦した。この試合では「神が女王を救う」という英国の国歌、「女王陛下万歳」God Save The Queen)とそれにはあまりにも対象性で際立った仏国の王様の首を切ったフランス国歌「ラ・マルセーエイズ」とが順に歌われた。英国の国歌は応援に集まった3500人ほどの英国人とテリーザ・マイ英首相がこれを歌った。開会式ではそれらに先立って近衛兵楽団がエレキギターを使ってオアシス・グループの「怒りの中で過去を振り返ってはならない」の歌を演奏し、英国で最近にマンチェスターとロンドンでテロリストの犠牲になった人達への追悼演奏をした。これには大変な反響があったがこれをニュースで取り扱っているメディアは少なくフランスではルモンド紙と協力関係にあるハフポストが掲載した。
試合は3対2でフランスチームが勝った。仏大統領官邸エリゼ宮殿での共同記者会見ではマクロンは今夜の両国のサッカー試合では不幸にもどちらかのチームが勝つことになると笑いながら話している。

【参考記事】
http://www.huffingtonpost.fr/2017/06/13/france-angleterre-le-stade-de-france-chante-god-save-the-que_a_22140406/
http://www.huffingtonpost.fr/2017/05/25/minute-silence-manchester-chant_a_22108885/?utm_hp_ref=fr-attentat-de-manchester
http://www.20minutes.fr/sport/2086119-20170613-video-minute-silence-stade-france-emmanuel-macron-theresa-may-cote-cote-tribune