2017年8月29日火曜日

仏改革の要 マクロンは飽く事を知らない餓鬼界の衆生には何を与えるべきかを知るべき 

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は先週ルーマニアを訪問した折にフランスの経済改革がこれまでうまくいかなかったことに触れて話し、フランスではドイツや北欧の労使交渉などは成功しない国だと話した。「日曜新聞」(JDD)での世論調査で、マクロン支持率が激減した報道もあって、これに関してメディアは論議している。しかしフランス人はどのような改革があろうとも決して満足することは無いことも事実で、そういう方面からのつまり満足ということを知らない国民だということだ。ある意味での餓鬼界の衆生には何を与えるべきかを考えたほうが大事な解決になるように思える。おのずから餓鬼の欲望の焔を消すことのできるのは、水に見える油を掛けても益々燃え盛るだけであって、簡単に言えばフランス人には「法華経」という最高の教えが必要だということなのだ。

これはドイツが長い間これまで低賃金で失業率が低かったのだが、これで国民が満足していたということを示すものでは勿論ない。フランスの最低賃金はヨーロッパで一番高いと言われるが、税金も高く物価も高い。その点ではドイツの物価や生活快適度?というのははるかに高いのではないかということだ。しかしフランス人はそういうドイツでも満足しないだろうというのがマクロンの見方なのではないか。しかしマクロンは何故フランス人が満足しない国民であるかの理由は言っていない。おそらく彼もそれはどうしたら解決できるのかはわかってないのだと思える。

【参考記事】
https://www.lesechos.fr/politique-societe/emmanuel-macron-president/010194383997-selon-macron-la-france-nest-pas-reformable-2109599.php
http://www.lci.fr/politique/video-pour-emmanuel-macron-la-france-n-est-pas-reformable-parce-que-les-francais-detestent-les-reformes-bucarest-2062300.html
http://www.lepoint.fr/politique/macron-les-francais-detestent-les-reformes-24-08-2017-2152007_20.php
http://www.leparisien.fr/politique/pensez-vous-comme-emmanuel-macron-que-la-france-est-irreformable-27-08-2017-7217292.php#xtor=AD-1481423551