福島地震・津波・原発基地問題の直後にフランス原子力産業のリーダーであるアレバ社のアンヌ・ローベルジョン社長はテレビ出演してコメントをだしている。以下に私の速記を紹介する。「福島の地震と津波は普通ではなかった。フランスにはこんな自然災害は無い。日本の55の原子炉は停止した。しかし津波がこんなに高く来ることを予想して原発基地が建設されてなかった」と述べた。
また「みんなはチェルノビルを考えているが日本の場合は違う。停止した。しかし冷却ができず。温度が上がり続けた」「フランスはこれからわかることは、冷却はたしかでなかった。3世代はより確実だ。我々フランスには地震、津波はない。しかし99年以来気象が異常なので地震ではなく大風や洪水が問題になっているので日本の教訓を学びたい」といった。
最後につぎのように発言している。「我々は恐怖を操作してはいない」。
原発基地の危険を根本的に見直そうという視点ではないとしても、そこには原発事故がおこれば、恐怖の操作など誰も不可能なのだという認識が認められるということだ。
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2011年12月26日月曜日
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