パリジャン紙の政治記者であったベルナール・マジエール氏(60歳)が殺害された。24日午後自宅で死亡しているのを家政婦が発見した。同氏は昨年パリジャン紙を退職していた。死亡は22日の夜だと推定されている。のどを短刀で2箇所さされ、頭部に強い打撲があり殺害事件と見られて調査が進んでいる。
パリジャン紙やラ・アルザス.frなどによると、自宅はパリの6区にあり死体が発見された場所が息子の部屋でそこで寝起きしていた。警察は家宅侵入の気配はないといっている。
同氏は1981年にはラジオ・モンテカルロにいた。FR3(france 3)テレビの後に1997年からはパリジャン紙で昨年に退職するまで政治記者であった。
社会党国会議長のジャン・マルク・アイロー議員は同氏の職業的道義心の潔白性は大きなものであったと讃えている。仏民主運動連合(モデム)副議長のマリエール・ド・サルネーズ議員は本当に驚いたと感慨を述べている。「日曜新聞」(JDD)の元編集長のジャク・エスペランデュー氏は「陽気で、楽しい、光ったひとだった」と回顧する。
1950年6月生まれ。父親はシャラント・リーブル新聞の政治論説委員。