フランスの軍事飛行場から民間飛行機で人権援助活動として医薬品などがリビアへ出発した。しかしキチガイの独裁者たちに戦闘機や武器を与えておいて、カダフィにリビア民衆が航空爆撃されて虐殺が起きてから、薬や医者を派遣するフランスの政治は転倒しているのではないか。
3月1日早朝前にパリ南西部にあるベルサイユ宮殿近くのビラクブレィ(Villacoublay)軍事飛行場から民間飛行機ATR42が医者や看護婦医薬品などを搭載してカイロへ向かったとフランス国営放送・テレビA2などが報道した。
これは人権援助として行われるもので、リビアの東部のベンガジの町に陸路でカイロ経由で運ばれるといわれている。リビアの独裁者ムアマル・カダフィの民衆への弾圧が始まってから15日が経過している。
すでに数千人が殺害されているという数字もあってこれまでフランスなどが独裁者カダフィに軍事や民事にわたっての協力提携をしてきたことが悔やまれる。キチガイに武器を与えておいて、それで殺害された人々に薬や医者を派遣するのは政治が転倒しているのではないか。