4月21日、パリの国際環境団体・グリンピースがフランス電力(EDF)本社の建物によじ登って「安全な原発は存在しない」と書いたバンドロールをくくりつけた。国際環境団体・グリンピースの原子力反対キャンペーンを担当しているソフィ・マニョニさんは「わたしたちは日本のことを考えると原子力エネルギーは極度に危険であって心が痛む」といっている。
フランス通信(AFP)のジャーナリストによるとEDFは福島原発基地事件の後で初めての記者会見開催をする予定だったという。欧州加圧水型原子炉(EPR)の建設はフランスのノルマンディー地方にあるフラマンビル(Flamanville )で開始されている。ルーアンから北に50キロのドーバー海峡沿岸のペンリィ(Penly)でもその計画がある。アレバ社のEPR建設計画はインド北部ネパールに近いジャイタプー(Jaïtapur)にあり自然の生息種の非常に豊富なところで地震多発地帯になっている。
http://franettese.blogspot.com/2011/12/blog-post_4575.html
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グリーンピースの活動家で原発基地問題を担当するソフィ・マニョニさん:
- 彼らは電気が通った高い柵と鉄条網を含む4つの障害物を越えていった。この行程のどの期間においても誰にも邪魔されることはなかった。彼らは15分後に原発基地の中心部に到達した。
この建物の中に原子炉があるわけです。我々には今回の活動に明快な2つの目標があるわけで、1つはいかに原発基地の設置状況が不安定なもので破壊され易いかを人々に示すことであった。
15分以内で原発基地の中心部にたどり着けるということ。また、政府が要請している安全監視対策だがこれは今から約1ヶ月後までに一般公表されるはずだが、というのはその監視対策は、特に侵入の危険に対してまったく考慮されてないと考えられるからだ。
我々はここで、別の活動家が他の原発基地に潜入して隠れていたが警察に発見されなかったことを確認しておく。
ノージャン・シュール・セーヌ(オーブ県)原発発電所所長は:
-私には、どんな不機能もない。原発基地への彼らの侵入は監視カメラによって発見されていて、侵入は警報が知らせていた。
彼らはノコギリで柵を切り始めて、結果的には、基地は広くて、人々(警備員)が自動車や歩いて、(それは)私は今のところはまだわからない事だが、警察が現場に駆けつけた時には、おそらくそれには1分か2分かかったと思うが、それで彼らは(原子炉の屋根の上に)登り始める時間があった。
筆者が非常に不思議に思うことは、所長の発言に前後で乖離する言葉が述べられていることだ。不機能は警報装置ではなくて人的な不機能であったのではないのか?とも思う。これを隠しすり替えている発言なのではないか。
15分で原発基地の原子炉へたどり着けたという事実を前にして、どうして安全性が確保されていると言えるのか?この所長のように言えるのかということだ。彼は安全とは何かを忘れているようだ。
結果的にはグリーンピースは原子炉の格納された屋根に登ぼることに成功している。
福島原発事故の後でフランスにおける原発基地設置の安全性が問題になっているが、原発基地の建設が言葉だけで実際にはテロや飛行機の墜落事故などは想定されてないことがわかってきた。
今回のグリーンピースの原発基地侵入の活動は平和裏の行動であったが、もしテロによるものであったのならば取り返しがつかなかったということだ。福島と同じ大事故になった。ノージャン・シュール・セーヌ原発基地はパリの南東95キロの位置にある首都に最も近い原発基地であるからだ。
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5日朝6時ごろ、パリから95キロの南東近郊都市のノジャン・シュール・セーヌの原発基地に環境保護団体のグリーンピースの活動家が無断進入したことを同組織が宣言した。地方警察はフランス通信(AFP)に8人が侵入したことを確認している。
http://www.liberation.fr/depeches/01012375751-greenpeace-s-est-introduit-dans-la-centrale-nucleaire-de-nogent-sur-sei
http://franettese.blogspot.com/2011/12/blog-post_4575.html
パリ近郊ノジャン原発基地を選び、グリーンピースが侵入、 原子炉の屋根で「旗を振り」警告
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グリーンピースの活動家で原発基地問題を担当するソフィ・マニョニさん:
- 彼らは電気が通った高い柵と鉄条網を含む4つの障害物を越えていった。この行程のどの期間においても誰にも邪魔されることはなかった。彼らは15分後に原発基地の中心部に到達した。
この建物の中に原子炉があるわけです。我々には今回の活動に明快な2つの目標があるわけで、1つはいかに原発基地の設置状況が不安定なもので破壊され易いかを人々に示すことであった。
15分以内で原発基地の中心部にたどり着けるということ。また、政府が要請している安全監視対策だがこれは今から約1ヶ月後までに一般公表されるはずだが、というのはその監視対策は、特に侵入の危険に対してまったく考慮されてないと考えられるからだ。
我々はここで、別の活動家が他の原発基地に潜入して隠れていたが警察に発見されなかったことを確認しておく。
ノージャン・シュール・セーヌ(オーブ県)原発発電所所長は:
-私には、どんな不機能もない。原発基地への彼らの侵入は監視カメラによって発見されていて、侵入は警報が知らせていた。
彼らはノコギリで柵を切り始めて、結果的には、基地は広くて、人々(警備員)が自動車や歩いて、(それは)私は今のところはまだわからない事だが、警察が現場に駆けつけた時には、おそらくそれには1分か2分かかったと思うが、それで彼らは(原子炉の屋根の上に)登り始める時間があった。
筆者が非常に不思議に思うことは、所長の発言に前後で乖離する言葉が述べられていることだ。不機能は警報装置ではなくて人的な不機能であったのではないのか?とも思う。これを隠しすり替えている発言なのではないか。
15分で原発基地の原子炉へたどり着けたという事実を前にして、どうして安全性が確保されていると言えるのか?この所長のように言えるのかということだ。彼は安全とは何かを忘れているようだ。
結果的にはグリーンピースは原子炉の格納された屋根に登ぼることに成功している。
福島原発事故の後でフランスにおける原発基地設置の安全性が問題になっているが、原発基地の建設が言葉だけで実際にはテロや飛行機の墜落事故などは想定されてないことがわかってきた。
今回のグリーンピースの原発基地侵入の活動は平和裏の行動であったが、もしテロによるものであったのならば取り返しがつかなかったということだ。福島と同じ大事故になった。ノージャン・シュール・セーヌ原発基地はパリの南東95キロの位置にある首都に最も近い原発基地であるからだ。
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5日朝6時ごろ、パリから95キロの南東近郊都市のノジャン・シュール・セーヌの原発基地に環境保護団体のグリーンピースの活動家が無断進入したことを同組織が宣言した。地方警察はフランス通信(AFP)に8人が侵入したことを確認している。
仏国営ラジオ・フランス・アンフォが朝早くから伝えている。彼らは原子炉の屋根に登って、「原発の確実な安全は無い」と書かれたバンドロールを振ってメッセージを伝えたと、グリーンピースの渉外担当のアレックス・レノーダン氏はいっている。
また、原発基地問題を担当するソフィア・マジノニさんは、こんなにも簡単に原発基地の中心部に入ることができることを示し、フランス人にその危険性を理解してもらうのが目的だったといっている。
また、グリーンピースがノジャン・シュール・セーヌの原発基地を選んだ理由はパリから近距離にあるためだとする談話を、左派系知識人を多く読者に持つリベラション紙fr.は伝えている。
追記:(6日15時30分)。
5日のフランス国営放送テレビA2によるとグリーンピースがメディア各社に映像を送り届けていたという。メディアが隠すことができないようになっていたわけだ。
5日のフランス国営放送テレビA2によるとグリーンピースがメディア各社に映像を送り届けていたという。メディアが隠すことができないようになっていたわけだ。
【参考記事】
Centrale de Nogent-sur-Seine:les militants de
Greenpeace interpellés
グリーンピースはフランス各地の原発基地訪問の計画を発表して、パリ近郊のノジャン・シュール・セーヌの原発基地では活動家9人が5日早朝に、原子炉冷却塔の上に登るのに成功した。
BFMTV.COMの現地特派員が伝えているところでは、確かに警察に結果的には尋問を受けたが直ぐにではなかった。原発基地付き地方警察によって尋問を受けるまでには数時間が必要だったと報告している。
9人の活動家は原子炉冷却塔の上で幾つものスローガンの書かれたバンドロールを振りかざすことに成功しているからである。
冷却塔は、私のちょうど後ろに見えるのがそれです。
内相のクロード・ゲラン前エリゼ大統領官邸書記総監は、カダラッシュ・シノン・ブレイエ・ノジャンなどフランス各地の原発基地で今回展開された環境保護団体のグリーンピースの原発基地侵入事件でまだ活動家が隠れていて再発するかもしれないので捜査するよう発表があったという。
一方、ゲラン内相はこのことで原発基地の安全防備が不備であったことを認めた発表が5日夜のフランス国営放送テレビA2であった。
【関連記事】
パリ近郊ノジャン原発基地を選び、グリーンピースが侵入、 原子炉の屋根で「旗を振り」警告
グリーンピースの仏原発基地「侵入」に、エコロジスト議員マメール氏が祝福、安全性は虚偽
9人の活動家は原子炉冷却塔の上で幾つものスローガンの書かれたバンドロールを振りかざすことに成功しているからである。
冷却塔は、私のちょうど後ろに見えるのがそれです。
内相のクロード・ゲラン前エリゼ大統領官邸書記総監は、カダラッシュ・シノン・ブレイエ・ノジャンなどフランス各地の原発基地で今回展開された環境保護団体のグリーンピースの原発基地侵入事件でまだ活動家が隠れていて再発するかもしれないので捜査するよう発表があったという。
一方、ゲラン内相はこのことで原発基地の安全防備が不備であったことを認めた発表が5日夜のフランス国営放送テレビA2であった。
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パリ近郊ノジャン原発基地を選び、グリーンピースが侵入、 原子炉の屋根で「旗を振り」警告
グリーンピースの仏原発基地「侵入」に、エコロジスト議員マメール氏が祝福、安全性は虚偽
(参考記事)
Greenpeace accroche une banderole anti-nucléaire sur le siège d'EDF - 21/04/2011 - leParisien.fr: "es écologistes ont en particulier dénoncé les risques pou"