2012年7月24日火曜日

アサド体制の崩壊をパリ・ロシア大使も望んだ

18日のテロ襲撃で、国境警備所が蜂起側によって押さられ独裁者アダド体制の終焉は避けられなくなった。シリアの首都ダマスの証人となったシリア人ジャーナリストのタベ・サレム氏は日曜新聞JDDに語ったところによれば、「金のある者はシリアを去りレバノンへ逃げている。これが一番ダマスから確実に抜け出す道だからだ」「同時に人々はアサド体制が崩壊するのを目撃したいという熱狂が高まっている。ラマダンの最中でもあり夜が来ると人々は外に出て喜びの抗議を始めるのだ」と説明している。
20日、パリのロシア大使アレクサンドル・オルロブ氏はラジオフランスI (RFI)に出演し、「アサド体制の崩壊は時間の問題ではなくて、すでに崩壊が決まっている」「世界の人々はアサドが権力の座から降りることを見たがっている」個人的には、アサドはこのままでいられはしないと思う。シリアの大統領は市民的なやりかたで去ることを受け入れるべきだ」と話したが、これは数時間後に打ち消されている。
23日、シリアに滞在したメディサン・フロンチエーのメンバーはフランスアンフォに出演しシリアの最近の状況を報告した。国連の事務総長も三日月赤十字もアサドを支援しているようで誰もシリアの市民の味方をしていないと国際社会の無理解に抗議して語った。