2011年5月24日火曜日

米仏の法律専門家がパリ弁護士クラブで会合 ストロスカーン裁判の行方を話す 

5月23日に米仏の法律の専門家13人ほどがパリの弁護士クラブで会合して国際通貨基金(IMF)前専務理事のドミニク・ストロスカーン氏事件で話しあった。

フランス通信(AFP)によると、会合に参加していたフレディリック・ダヴィス元ニューヨーク検事は「6月6日に裁判所に召集されて、有罪か無罪か宣告されるだろう。私の意見では無罪になると思う」と話した。原告側には裁判を早く終わらせる権利がある。それは私の意見では夏の終わり秋の初めには終了すると思う。確実ではないがと付け加えて話した。

パリとニューヨークの法定弁護士のアルチュー・デトーマス師は「私は、(ストロスカーン側の)作戦が固まって防衛が開始されたとみる。いまのところこの弁護士は無実を要求している。これはアメリカ市民がやれる方法と同じく、つまり弁護士は原告側が訴える、常識に反しない範囲で有罪を証明できる証拠物件の提出を待っている。 これまで実際には証拠が上がってないので、当然のこと被告側は無罪を証拠付ける物件を探しだし、この物件証拠で原告の告訴を覆(くつがえ)すことになる」と、今後の動きを説明した。

(参考記事)
Orange Caraïbe - Actualité - L'affaire DSK vue par des spécialistes du droit américain