2011年5月24日火曜日

【動画】ド・ビルパン氏の第一審判決「無罪放免」が蒸し返し 今後は「政治の司法介入」暴露へ



5月23日、フランスのクリアストリーム事件でパリ裁判所はドミニク・ド・ビルパン前首相に執行猶予付き15ヶ月の禁固と45000ユーロ(約540万円)の罰金判決を宣告した。すでに第一審判決では18ヶ月が求刑されていたが、第一審は無罪放免を宣告した。ところがドゥ・ビルパン氏によると「この署名は固執して拒まれた。まったく理解できないものだ」と、「今後は司法のため真実のために、さらにそれ以上のフランス人に奉仕するために闘うと」裁判所で記者会見して宣言している。

ビルパン氏は「法務大臣の代行は、仏共和国大統領ニコラ・サルコジの元に置かれた」のだとド・ビルパン氏の弁護士オリビエ・メトズネール師と共に会見で発言している。

5月25日朝からはド・ビルパン前首相側が裁判で抗告することになっていて、サルコジ政治の司法への介入が明かされるものと見られている。

クリアストリーム事件はフランス政府が台湾へのフリゲート艦船の売り込みにまつわる手数料の疑惑でルクセンブルグの銀行口座にサルコジの名前が何者かによって書き込まれたとされる事件で当時大統領選挙の候補を巡り競争相手であったド・ビルパン前首相に容疑がかけられていたが、第一審で無罪放免になっていたものが蒸し返されているというものだ。


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2011年4月14日

ドビルパン前首相はUMPとの違いは市民の人権の尊厳であるとしてサルコジ大統領によって破壊されたフランス国民の生活を立て直すために基本的な人権が先ず尊厳されなければならないとして、自由を享受できるために労働者は誰もが850ユーロ(約11万 円) ...


(参考記事)

Procès Clearstream : les requisitions du parquet