仏メディアの旅
フランスのメディアから社会と宗教を考える 飛田正夫のブログ
2011年6月7日火曜日
パリ郊外で『8歳の少女』 警察と衝突時に頭部に重症
6月5日19時50分頃に9歳の少女が頭部に重症を負った。事件はパリ南部のエッソンヌ県のタルトレット地区で30人ほどの暴動があった。3台の車が焼かれて消防車の安全の為に機動隊が介入した。衝突では暴動側からは石やビンが投げられ、警察側からは催涙ガスやゴム弾が撃たれた模様。
近所の人が怪我をしている少女を警察側に連れて行ったという。少女は棍棒のようなもので頭に亀裂をつけられ意識不明でパリのネッケー子供病院に運ばれた。
凶器が何であったかを調べるためにコルベーユ・エッソンヌ県知事は行政調査を要求した。この事件で警察は暴動者へのなんの尋問も身分証明も行ってなかった。
警察側は石があたったとみているが、住民は警察がやったといっているが、監視カメラもなく直接の目撃者はいまのところない模様で、知事は告発者の名前を匿名にしているという。
(参考記事)
http://www.rtl.fr/actualites/article/une-fillette-blessee-lors-d-affrontements-a-corbeil-essonnes-tarterets-7692777671
http://lci.tf1.fr/france/faits-divers/2011-06/une-fillette-blessee-par-un-projectile-lors-d-affrontements-6518226.html
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