フランス在シリア大使ラミア・シャクール女史は6月7日にFRANCE24で辞任が伝えられたが、すぐにこの後でこれを打ち消した。初のシリアのバッシャール・アサド大統領体制への初の内部離脱となりそうであったが、8日朝にテレビ局BFMTVに質問されてこたえた。それによると放送局FRANCE24は自分の名前をだして権利侵害だとして告訴するといっている。辞任の話しも否定していて、シリア政府へ対する偽造情報が3月ごろから開始されていると批判している。
放送局FRANCE24での報道では女性の声で、「シリアの暴力を批判し自分はこの暴力のくり返しを支持したくない」「私は民衆が自由と民主主義を求める正当性を承認する。私は辞任を即時宣言する」というものであった。
「日曜新聞」(JDD.fr)によると、ロイター通信が確認したが同女史からのコメントの返事がなかったという。
しかし数時間後にドバイの米国寄りの放送局アル・アラビアが別の版の音声を流した。在仏シリア大使を名乗る女性が辞任などしてはいないとして、「私はいつも在仏シリア大使である。私はいかなるテレビ局でも話してない。私は怒っている」などといっているという。シリア政府側も辞任を否定している。
しかし数時間後にドバイの米国寄りの放送局アル・アラビアが別の版の音声を流した。在仏シリア大使を名乗る女性が辞任などしてはいないとして、「私はいつも在仏シリア大使である。私はいかなるテレビ局でも話してない。私は怒っている」などといっているという。シリア政府側も辞任を否定している。
放送局FRANCE24の副局長のルネ・カップラン氏は、7日のラジオフランス・アンフォ(France Info)で、(局が)マニュピュラションの被害者になったのかもしれないといっている。
(参考記事)
Une femme se serait fait passer pour l'ambassadrice de Syrie en France sur France 24 - leJDD.fr