2011年7月9日土曜日

南スーダン共和制の独立 ベルギーや欧州議会(EU)も承認へ

7月8日、スーダンは南スーダン共和制の独立を1956年1月1日策定のスーダン国境内で国家として公認した。ベルギーは南スーダン共和制の独立を承認する意思を表明した。欧州議会(EU)の中にも同様に合意があるとして、欧州委員会の副議長で欧州高等審議員のカトリーヌ・アシュトン氏は9日にスーダン南部のジュバ(Djouba)に出向くと発言している。(JST  11/07/09/1:48)

独立の達成まで50年以上にわたり戦争と蜂起がスーダン人と変遷するハルツーム政府との間で続き国土が荒廃し数十万が死亡し相互の不信を増加させた。特に米国・英国・ノルウェーの圧力で2005年に和平の調印がなされ独立の国民投票の道が開かれた。99%のスーダン人が選挙に参加し両者の分離を選ぶことになった。スーダン政府はこの国民投票結果を尊重すると約束している。

(※)これまでの経過 → 南スーダン共和国の独立宣言で、国連軍7千人を派兵
南スーダン共和国の独立宣言で、国連軍7千人を派兵
Jul-09-2011 






(参考記事)

Le Soudan reconnaît la République du Sud-Soudan - Libération