イエメンのサレハ大統領は33年に及ぶ権力の座を条件付で去ることを8日に発表したが。「それは嘘である」と8日にノーベル平和賞を受賞したイエメンの活動家ジャーナリストのタワクル・カルマン(Tawakkol Karman)さんは中東カタールの衛星テレビ局
アルジャジーラで拒絶した。
サレハ大統領は1月末にも近い将来に権力の座を去ると宣言しているだけで9ヶ月も行動が伴わないでいると反対勢力から拒絶されている。今度も同じ手を使うものとみられる。サレハ氏は6月3日のサナ宮殿の襲撃で重度の焼けどをしてサウジアラビア(Arabie saoudite)で治療を受けていて、9月23日に帰国していた。