2011年11月9日水曜日

イタリアのベルルスコーニ首相の辞任要求が投票で表明化

ギリシャの後でイタリアが借金の財政危機で震撼している。8日午後にはイタリア議会で2010年の決算を概括する投票があり、イタリアのベルルスコーニ首相は議会の絶対過半数316票よりも8票少なかった。これは政府が議会の多数派を失ったとことを数字が表明したもので、信用のない国の破産を物語っているといっている。このためにベルルスコーニの辞任を要求する声が高まるばかりだ。こんな状態を続けることはできない。ベルルスコーニは辞職をするべきだと野党連合の中心的存在である民主党のピエールジニィ・バルサニー議長は要求している。



ベルルスコーニ首相を議会で支持する主要な政党である北部同盟の党首ウンベルト・ボッシ氏も、8日昼にベルルスコーニ首相の辞任を要求した。

11月15日以降から11月末までに上院と国会で借金財政危機を議決する投票が予定されている。