16日朝のBFMラジオFMはサルコジ大統領が2012年の大統領選挙のスローガン(標語)を「強いフランス」した事に関しジャーナリストたちが評を加えている。その中でマリ・ローさんは、「この言葉は現実を隠す言葉」である。フランソワ・マレー氏は、逆に「」フランスの弱さを証明したもの」だと指摘した。「強い」のは男にはよいが女性(フランスは女性型なので)には「よくないのではないか?」と話した。
ジェローム・ラスコンベ氏は、サルコジはオランドに比べ(選挙の立候補は)遅れている。しかし去年の夏からサルコジは大統領選挙活動に入っていたことを(みんな)忘れていると語った。
マリ・ローさんは米国の政治などと同じようにフランスのサルコジ氏の選挙でもツイッターやフェースブックが利用されるようになっているとはいえ、その利用はまだフランス人の9%にも達してないと指摘して、これらのソーシャル・メディアは「対話」「学習」「娯楽」といった性格が内包されていることで人気があるのだと分析してみせた。そして政治では、「楽しむことは」難しいことなのではないかとしてその限界を示した。