2012年2月21日火曜日

エリゼ官邸元諮問官が宣言、大統領選挙はサルコジでなくオランド先生に「投票」

サルコジ大統領のエリゼ官邸元教育・スポーツ・青年諮問官ドミニック・アントワンヌ氏が2012年の大統領選挙ではフランソワ・オランド社会党大統領候補に投票すると21日のルモンド紙で宣言したことが話題になっている。理由はフランスという国の歴史は教育を立てることにその特徴があるからで、6万の教師の雇用を約束しているオランド氏に期待するからだという。さらに現段階で最も教育に詳しい頭脳の優秀なバンサン・ペイヨン議員(2007年の元仏社会党大統領候補セゴレーヌ・ロワイヤルの支持者)を中心に教育改革班を考えているオランド氏がそれに答えられると見ている。また 国家の先決問題を教育にあると考えるアントワンヌ氏は、サルコジ大統領が8万人の雇用を教育面で削減したことに失望している。オランド氏はドミニック・アントワンヌ氏にとってはパリ政治行政院(Sciences PO)の教授で先生に当たる人だ。


アントワンヌ氏 はフランス南西部の元ペリグー市長で、ダルコス教育相の元で社会教育担当省の責任者であった。エリゼ大統領官邸での2年間の共同作業には失望だったと結論する。フランスの20%もが職業取得証明(デプロム)を手にせずに学校を出ることになっていて、サルコジ大統領は治安や外交、経済や社会問題などを論じたが、教育の実質的な改革はおろそかにされてきたと指摘している。

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