2012年4月28日土曜日

ストロスカーン「陰謀」の始動は米警察通報後に 「罠」は米ソフィテルと仏秘密情報局の監視下で?


4月13日にドミニク・ストロスカーン(DSK)氏になされた米ジャーナリストのエドワード・ジョイ・エプステイン氏のインタビューを、27日の英国のガーディアン紙.frが報道している。仏秘密情報局ではDSKがソフィテルのホテルにいるのを知っていた。それはホテル内部の誰かがそれを通報していたからだ。事件がどのようにして起こったかを見てみると、ホテルの清掃員のナフィサト・ディアロさんが警察に通報するまでに1時間半近くもかかっている。


それが多くの疑問を生んでいる。この警察に通報する前にホテル・ソフィテルの技師責任者ブリアン・イヤーウィード氏と従業員とが歓喜して踊った「勝利のダンス」の映像がある。これは後になって報道されて世界を驚かせた。


国際通貨基金(IMF)前専務理事ドミニク・ストロスカーン(DSK)氏は2011年3月14日のニューヨークのマンハッタンで起こったソフィテル事件の数週間前からフランス秘密情報局員によって中心的な監視の的にされていていたらしい。このソフィテルの管理職は元仏警察の幹部でクロード・ゲアン内相(前エリゼ大統領官邸書記総監)の知り合いだという報道もフランスではあった。