2012年5月19日土曜日

サルコジ側近でメディア監視役の秘密情報局長や警視総監が辞任へ

サルコジ大統領側近で、2007年に任命されていたフレデリック・ペシェナー警視総監(55歳 DGPN)とベルナール・スクァルシニ仏国内秘密情報局長(56歳 DCRI)の2人は23日の審議会後にそうそうに辞任することになりそうだと左派系の週刊誌ヌーベル・オブセルバトワールfr.が報道している。 スクァルシニ氏やペシェナー氏というのは、フランスの大富豪ベッタンクール氏からブルト元財務相へサルコジ氏の2007年の仏大統領選挙運動資金として現金が流れたとする事件で、これを追っていたルモンド紙のジャーナリストであるダベ氏の電話使用リスト(ファデット)先の提出から政府内部から漏れた情報源を割り出していた。20010年10月に辞任が話題になった人物だが官製メディアとフィヨン元首相などがこれを拒否していたもの。
2人は2007年の仏大統領選挙直後にサルコジ大統領から任命されていた。2月には国民運動連合(UMP)と共に内相次元でシステム化される危険性が重視されている。


【参考記事】

ルモンド紙ジャーナリストへの電話盗聴事件、仏国家秘密情報局長を検査


Péchenard et Squarcini sur le départ