2012年7月10日火曜日

アナン前国連事務総長 シリア訪問でアサドと会見 反体制側の暴力収拾で「接近」を話す

9日、アナン前国連事務総長は国際社会の使者として3度目のシリア訪問をした。独裁者アサド大統領とダマスで会見しシリアに今も存続する反体制側の暴力を収拾することをで説得できたとアンン氏は「接近」を話している。これをロシアは「正当な政治的な解決策であった」と評価している。しかしシリアの人権監視団体 (OSDH)ではこのアナン氏の解決策を「市民弾圧をやめないシリア」を増長させるものとして批判している。

アナン氏とアサド大統領とはシリアでの暴力が低下するのに必要な方策を話し合ったという。

シリア政府による市民への圧制支配で犠牲になった人は17000人を数えている。