2012年10月4日木曜日

ストロスカーン 仏リール・カルルトンホテル集団売春疑惑は 裁判所が追求権無しを決定

国際通貨基金(IMF)前専務理事ドミニク・ストロスカーン(DSK)氏が2011年3月にリールのカルルトンホテルで集団売春を起こしたとする事件は、2日リール裁判所が追求権無しで予審調査を終結する決定を出した。

若いベルギー国籍の女性はフランスとベルギー警察の質問に対し、「訴訟を申請しなかった」「同意上のことで、訴訟をしない」と8月17日の書簡で彼女は書いていて起訴の根拠が崩壊したという。

DSKの弁護士の一人ヘンリー・レクレルク氏は、「これ以外の決定を私は待ってはいなかった。本件をよく理解している自分はいつかは必ず棄却されることになると確信していた」、「予審判事は誤っていた」「この判決は必然的で我々は全然心配していなかった」などと語った。

11月28日に仏北部のドアイ裁判所で決定判決が出される。

同氏のニューヨークのソフィテル・ホテルでの刑事訴訟は棄却されている。


【参考記事】

2011年11月05日
フランス北部の大都市リールの高級ホテル・カールトンで警察最高幹部による売春が問題になっていたが、10月14日に同社の子会社幹部の一人ダビッド・ロッケ氏が売春業の重大疑惑で検査を受けた。ロッケ氏は、売春婦のパーティーへの ...
2011年10月14日
フランスの北の大都市リールでホテルのカールトンの持ち主と有名弁護士が拘置され、売春業に関係した5人の警察も調査を受けている。カールトンのルネ・コジュフェ(René Kojfer)お客担当部長はホテルの最高責任者であった者で警察界と ...
2011年10月06日
同様にガバ氏の弁護士はこの件で4人に拘留状が出てないと指摘している。 【関連記事】; 仏カールトン・ホテル売春は警察幹部や公共建設会社の売春業事件に. Nov 06, 2011. リールで仏売春業に警察が関係、仏の有名ホテル・カルルトンで ...