4日間96時間拘置されて調べられていたベルナール・タピ氏は午後に釈放された。しかし直ぐに予審判事によって「組織的詐欺犯罪」疑惑で起訴されたと16時の仏国営ラジオ・フランス・アンフォが伝えた。今度の拘置は政治的というよりは財政的な疑惑詐欺であってタピ氏の私設の仲裁裁判を執り行った3人の内の1人ピエール・エストゥップ(Pierre Estoup)判事がタピ氏を以前から知っていて別件でも協力していたことがわかったためだ。
起訴では、サルコジ前大統領との関係やタピ個人ではなくて、2008年にタピ氏が受け取った仏国の銀行の金が問題になっている。