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2013年7月15日月曜日

グリーンピース仏メンバー30人 南仏トリカスタン「原発基地」内の屋根に登り「閉鎖」要求抗議

 7月15日、環境保護団体グリーンピースの仏メンバー30人ほどがアビニョン北方50キロにあるトリカスタン(Tricastin)原発基地の敷地内にある原子炉周辺施設の屋根に登って「原発基地封鎖」を要求し抗議した。トリカスタンはフランスで最も危険な5つの原発基地の一つ。

2013年7月13日土曜日

フィヨン前首相がサルコジ前大統領側近から吊るし上げの批判攻撃

 7月11日のグランモットでのフィヨン前首相の発言が波紋を呼んでいる。サルコジ前大統領の最側近であるアンリ・グゥエノ前大統領官邸エリゼ宮特別諮問官は、「仏大統領選挙が終わって1年、次の大統領選挙まであと4年あるというのに、大統領選挙を問題に今すべきなのか」とフィヨン発言を批判した。「サルコジがUMPの未来を約束する人であるとは思わない」、「国民運動連合(UMP)は、拘置状態であり、動きのとれない凍結状態だ。これでは生存できない」とサルコジ氏が裁判でがんじがらめでUMPが身動きのとれないことを指摘したが、12日には吊るし上げの批判攻撃がなされた。

 フィヨン発言はサルコジと国民運動連合(UMP)への裏切り行為だとゲアンは厳しく批判している。

 ブリス・オルトフー前内相(移民相)は、サルコジを批判することはその首相であった自分自身を批判することと同じことになるのだと指摘した。

 しかし、フィヨンはサルコジの金魚の糞ではなかった。面従腹背とは言わないまでも、じっと服従に耐えに耐えてきた首相というイメージが常にあった人だということを忘れてはならないだろう。

 ゲアンやオルトフーとフィヨンの大きな違いがそこにある。サルコジの周囲に煙る国家的犯罪疑惑の数々を、フィヨンを批判する者たちがサルコジと一緒になって組織的連帯行為をとってきたからだろう。その点では、今後の国民運動連合(UMP)内部の亀裂の広がりが十分に心配される事件であった。決してこのフィヨン発言を縮小化して消し去ってよいわけがない。

 問題の核心をはぐらかす発言というのはUMP内に非常に多い。

 ナタリー コシュスコモリゼUMPパリ市長候補などは、「UMPが危機(サルコジの裁判の事か?)の渦中にあって内部で結束が必要な時であるのに、UMPのトップに誰がなるのかを知ることが国民の関心の中心ではないだろう」とサルコジを批判したフィヨンをたしなめている。

 そういう中で、前防衛相ジェラール・ロンゲ氏は、「みんなが手を触れたがらない、話さない問題にフィヨンは彼のやり方で光を当てたのだ」として、「フィヨンの発言はUMPにとって大事なことなのだ」と評価している。


【参考記事】
Guaino accuse Fillon de "trahison"

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サルコジ氏やクロード・ゲアン前内相の行なった犯罪統計に異常な操作や詐欺が 仏国内外機密情報監査機関(IGA)が発表


   仏国内外機密情報監査機関(IGA)が2012年仏大統領選挙でサルコジ前大統領が敗北した日までを対象にした調査レポートが、7月12日にマニュエル・バルツ仏内相に提出された。その中でサルコジ氏やクロード・ゲアン前内相の行なった犯罪統計に異常な操作や詐欺があったことが報告されている。IGAは2006年から2007年までの犯罪件数が「良い結果」を意識的に作ったもので報告漏れがあるとサルコジ政権による操作の介在を指摘している。2012年末の記録では

【参考記事】

Des "anomalies" dans les statistiques de la délinquance

2013年7月12日金曜日

フィヨン前仏首相 サルコジは未来の約束された人ではないと批判 タピ事件進展が対立激化の引き金

 「どちらかと言うと批判である」とブリス・オルトフー前内相(移民相)はフィヨン前首相発言の重大性を縮小して解説してみせた。7月12日朝の仏国営ラジオ・フランス・アンフォが伝えた。7月11日に南仏へロー県グランモットで開催中の公開講演会で、サルコジに対してフィヨンは国民運動連合(UMP)は、「拘置状態であり、動きのとれない凍結状態だ。これでは生存できない」とサルコジ氏が現在5つも抱える裁判で、UMPが身動きのとれないことを指摘し批判したのである。フィヨンはサルコジがUMPの未来の約束された人であるとは思わないと宣言した。このことで両者の対立が明確になった重要宣言であった。LA GRANDE MOTTE, CE JEUDI. Silencieux depuis le discours de Nicolas Sarkozy devant l'UMP lundi dernier, François Fillon n'a pas retenu ses coups lors de son meeting de ce jeudi.

 ベルナール・タピ事件の裁判所での進展がサルコジの支配下では活きられない。将来を鑑みて今こそ袂を分かつ時が来たとフィヨンは見たようで今回の発言の引き金となった模様だ。

 フィヨンは誰もが仏国に貢献する権利がある。仏大統領選挙の候補選定(プリメール)を行なうべきであると発言した。サルコジの目を恐れてこれを言うことができずみんな黙りこくっているのは自分は賛成ではないと言っている。このフィヨン前首相の発言でサルコジ陣営からの離脱者が増えるのは確実でUMPが分裂すると見られる。

 2007年の仏大統領選挙では社会党はプリメールを行なったが、UMPはプリメールを行なわずに暗黙の了解でサルコジが候補に決まった。

【参考記事】
VIDEO. A La Grande Motte, Fillon charge Sarkozy

2013年7月11日木曜日

還流コミッションも調査 タピ財産差し押さえは不可欠策

  7月10日夕刻、インターネット新聞のメディアパート(Mediapart)社の創立者の一人であるローラン・ムドウィー氏は仏国営ラジオ・フランス・アンフォに特別出演し、元アディダス社長で大臣も務めたベルナール・タピ(Bernard Tapie)氏が仏裁判所によって財産の差し押さえがなされたことでジュリアン・モック氏に答えている。

 -判事の判定(財産差し押さえ)は正しいのか?

 -集団組織犯罪でこの方策は予備のためである。二つの裁判があり経済相で国際通貨基金(IMF)総裁クリスティーヌ ラガルド氏は軽罪裁判所へ送られることは確実師されている。多くの不備があって現政府が勝って、タッピは金を返済することになるだろう。裁判所はそのために事前策で財産の差し押さえをしたのである。

 -タピ事件はタコの足のように多くの人物によって組織されたもので、ベルナール・タピの他にも利益を得た者が(当時のサルコジ)政府内にいると考えられるのでその種の還流コミッションの筋を捜査しなければならないだろう。今回の判事の方策としてタピの財産差し押さえは絶対に必要であった。
 -もし集団組織犯罪の刑事罪が明快になればそれは重罪で、すなわち複数の人が裁判を組織化したということで国家財産汚職をした。これは再確認することが必要だ。タピ1人が恩恵を被ったのか?それとも別の者も利益を得たのか?金は何処を通ったのか?

 -タピ氏はフランス国内の保険会社に2000万ユーロ(約26億円)の生命保険がかけてある。ベルギーの保険会社には18000万ユーロ(約234億円)がかけられている。パリのサンペー地区のタピの住宅は69900万ユーロ(約 円)で、サントロペの住居は4000万ユーロ(約52億円)などで、総てのリストを全部上げるわけには行かないが・・・。すでに27800万ユーロ(約361億4千円)を超える。財政犯罪調査官は本当のタピの財産額を調べる必要がある。

2013年7月10日水曜日

仏裁判所が 実業家タピ財産差し押さえ パリ検事も承認

 7月10日、仏裁判所はスポーツ用品の世界的メーカー・アディダス社長のベルナール・タピの財産差し押さが6月28日になされていたことをルモンド紙が報道した。財政担当の二人の判事セルジ・ツルネー氏とギヨーム・ダイエフ氏は一連のタピ刑事事件押収リスト(仏国内やモナコなど15行の銀行口座を含む)をパリ検事から承認を得ていた。タピ氏はリヨネ銀行負債解決実現のコンソーシアム(CDR)が負担した4億300万ユーロ(約520億円)以上の最大の受益者であり詐欺裁判の組織者の1人として判事は見ている。

 Bernard Tapie lors de son intervention sur le plateau de France 2, le 1er juillet.
 タピ氏の係争を担当した私設仲裁裁判を行なった3人の判事の1人ピエール・エストゥップ(Pierre Estoup)元ベルサイユ高等裁判所総長はタピ氏から別件の事件で「牢獄に繋がれるところを裁判で助けられた」と書いた謝辞がエストゥップ判事宅の家宅捜査で見つかっていた。

 事件当時は経済相であった現国際通貨基金(IMF)総裁クリスチャン・ラガルド氏は、タピ氏とリヨネ銀行との係争に私設仲裁裁判を決めたことを認めている。

 サルコジ氏は事件当時は仏大統領で部下であったラガルド氏が520億円以上の国の金をタピ氏に給与することに無知であったはずがないと言われている。タピ氏はこの期間にサルコジ氏とはエリゼ官邸で20回ほど会合していると宣言している。

2013年7月9日火曜日

仏の旧体制支援メディアは 仏憲法審議会に違背するサルコジの「態度叶わず」失意状態

 8日午後に国民運動連合(UMP)の特別総会に顔を出したサルコジ氏は何も述べずに帰った。4日に仏憲法審議会が調査決定した2012年のサルコジ氏の仏大統領選挙運動資金が規定を越えて使用されていたために、罰金1100万ユーロ(約14億3千万円)をフランス国に返済する命令を出した。同日これをサルコジ氏は不服として仏憲法審議会のメンバーを辞任して出て行った。そのため8日には特別総会でサルコジ氏の反応が聞けるとメディアは持っていた。

ところがサルコジは仏憲法審議会の決定に真っ向から反対することはフランス国家の最高機関を否定することになり民主主義に反対することになるために、あえてこれを避けることに方策を変更したようだ。これを前もって予告していたのはナタリー コシュスコモリゼ前仏エコロジー相など国民運動連合(UMP)でも極少数の冷静な人々であったようだ。

 幾つかのメディアは8日のUMPの特別総会に顔をだしたサルコジは人波の中に迎えられたと表現してみせたが。これは仏憲法審議会の決定に従わないでフランス人が決めると息巻いた犯罪者を歓迎する光景であった。それを指してアンリ・グゥエノ前大統領官邸エリゼ宮特別諮問官は仏憲法審議会の決定は偏ったもので冤罪のドレフィス事件の到来だと批判している。

 多くの旧体制メディアはサルコジ前大統領が政治復帰することを期待していたようだ。できれば次期の大統領選挙出馬を8日には宣言するものともくろんでいたようだった。夜のフランス・テレビ国営放送A2のニュース報道アナウンサーのダビッド・プジャダス氏は、これまであおりたててきた事件だけにサルコジ氏の期待はずれの態度には息が抜けたようで内心赤面ではなかったと思われる。

2013年7月8日月曜日

「サルコジは犠牲者ではない」 身の誤り隠す隠蔽策にサパン仏労働相が「尊厳の意識不在」を批判

 サパン労働相によると200万ユーロ(約2億6千円)をサルコジ氏は不正に大統領選挙に使っていてその返済が仏憲法審議会で7月4日に決定された。選挙管理委員会に対する尊厳の意識不在が処罰の原因であったとしている。ミッシェル・サパン仏労働相はサルコジ氏が2007年の仏大統領選挙で選挙運動資金の上限を越えて決まりを守らなかった。サルコジ氏はそれを承知していて自分を犠牲者に見せようとしているが、これは誤りだと批判した。国民運動連合(UMP)の党員やフランス国民にサルコジは呼びかけて、「自分を助けてくれ」「政府の執拗な追及だ」などと今訴えているのは、自分の罪を隠す隠蔽策なのだと批判した。

 同日8日の朝に仏国営ラジオ・フランス・アンフォのドイチマンさんのマイクの前に出演した極右派の国民戦線(FN)のマリーヌ・ル・ペン党首は、サルコジ氏は2017年の仏大統領選挙に出るとか出ないとか不明確なのは世論を騒がせているだけで、実はカラチ事件やベタンクール、独裁者カダフィからの大統領選挙運動資援助疑惑などでサルコジの立場が危険であり不安定であるからなのだと発言している。ペン氏はサルコジ氏が大統領のときから政府の金を2007年の選挙運動に当てていたと話した。

 国民運動連合(UMP)は今月末までに1億100万ユーロ(約14億3千万円)返済しなければならないため、サルコジ前大統領は今日の午後にUMP本部での会合に出席する。8日になって状況悪化していることでサルコジ氏はこれまでのフランス政府への態度を和らげる方針になるのではないかと見られている。

 サルコジ氏は仏憲法審議会の決定を不服だとし会員を辞任し、これはフランス国民が決めることだとして仏国最高決定機関である仏憲法審議会の制度を侮辱した態度に出ていた。これをオランド仏大統領が嗜めてフランスの制度を尊厳するようにサルコジ氏らに呼びかけた。

 サルコジ氏の2012年の大統領選挙運動資金は1千万ユーロ(約13億円)以上だとされている。


【参考記事】

Dépenses de campagne : Sapin accuse Sarkozy d'avoir "sciemment" fraudé

2013年7月6日土曜日

オランド仏大統領が仏憲法審議会決定を尊厳しないサルコジ前大統領を注意


 7月5日、オランド仏大統領はサルコジ氏の批判に対し仏憲法審議会の決定を十分に尊厳するよう訪問先のチュニジアから注意を促した。前日4日に仏憲法審議会は、2012年のサルコジ氏の仏大統領選挙運動費計上を無効だとする決定を出した。しかしサルコジ氏はこれを不服として同審議会員を辞任して出て行っき、これはフランス人が決めることだと仏国民にフェイスブックで動員を呼びかけている。仏憲法審議会は、1千100万ユーロ(約14億3000万円)ほどのサルコジ氏の運動資金を援助枠を超えて仏国が支払っていたのを返済するように決定をしたからだ。Le président François Hollande, le 5 juillet 2013 à Tunis.

 http://www.liberation.fr/politiques/2013/07/05/comptes-de-campagne-hollande-appelle-a-respecter-les-sages_916346

仏憲法審議会はフランスの制度で最も重要であらゆるものから独立した決定をするところだ。この我々の大切な制度を批判し猜疑心を持たせるサルコジ氏は少なくとも市民であるならば尊厳すべきだある。と厳しい批判をクリスチャン・トビラ 法相はしている。

 上議員議長のジャyン・ピエール・ベル氏は同様な意味の注意をサルコジ氏に向けて宣言した。仏憲法審議会は司法的に尊厳される最重要な独立な制度で、仏大統領選挙での運動が公平に行なわれるように財政の透明性を保証するためにみんなが受け入れなければならないものだ。と発言した。

 社会党の主席書記ハレーム・デジィール氏は、「サルコジ氏はフランスの財政を破壊しただけでなく国民運動連合(UMP)の財政をも破壊した」と大統領としての威厳のない態度は受け入れられるものではないと裁断している。上院議員のブルーノ・ル・ルー氏はサルコジ氏は前大統領として尊厳を示さなければならないはずの仏憲法審議会を足蹴にしたのは「下品な行為であった」と指摘している。

 社会党のスポークスマンの1人エドアルド・リアン・シィペル氏はサルコジ氏は仏大統領選挙で決められている運動資金額を守らないで、今度はそのつけをフランス国民に払うよう呼びかけているのは「グロテスク」であると批判している。

 マリソル・トゥーレーヌ仏社会・健康相はフランス国営放送テレビA2に出演し、「選挙の決まりを間守るべきである。その決まりを守らなかったのならどうなるのか」とサルコジ氏の行為を糾している。
 
 サルコジ氏は仏憲法審議会のメンバーでありながら自分に都合が悪くなったので逃げ出したのだろうか?この問題は1千100万ユーロ(約14億3000万円)の国民運動連合(UMP)による支払いの問題ではない。

 さらにサルコジ氏は、2012年の仏大統領選挙出馬声明を最後の最後まで出さずにいた。その期間に大出費をしながら現役の大統領として選挙運動を行なっていたことが当時から騒がれていた。その経費は国民の税金であるからだ。この問題を忘れてはならない。

 サルコジ前大統領には独裁者カダフィからの政治資金やフランスの億万長者ベッタンクール氏からの現金が仏大統領選挙に流れているとされることで裁判所が目下調べている。

【参考記事】

Comptes de campagne invalidés : Hollande appelle Sarkozy au respect du Conseil constitutionnel

2013年7月5日金曜日

サルコジ氏 仏憲法審議会を辞任 2012年度仏大統領選挙運動費の許容額超過確認後

 4日、サルコジ前大統領は仏憲法審議会を辞任する宣言をした。これはり2012年度の仏大統領選挙運動許容資金額を大幅に超えてサルコジ氏は使っていて、この資金返還を国に申請していたが、仏憲法審議会がこの事実を確認したためである。2012年の仏大統領選挙の出馬声明以前からサルコジ氏は大々的な地方公演をパリ北郊外都市ビルパントを皮切りに何度もおこなっていて莫大な資金が使われていた。これらの資金は大統領としての政治活動として計算されていて当時から問題になっていた。

 1千100万ユーロ(約14億3千万円)はサルコジ氏の政党の国民運動連合(UMP)が支払うことを宣言したが、同党は2013年分の党会費を支払わない者が続出し党離れが目立っている最中だけにUMPとサルコジ氏に大打撃であるといわれている。

 またサルコジ候補が大統領選挙の直前まで候補者をなのらずUMPのプリメール(予選候補選び)をさせないまま、大統領として2012年の選挙運動を仏政府の金で運営していた嫌疑は大きくこれに関しては今後に追求されるべきものである。

 2012年の仏大統領選挙ではサルコジ氏はリビアの独裁者カダフィやフランスの億万長者ベッタンクール氏やから運動資金をもらった疑惑事件はますます現在のフランスの裁判を騒がせている。

 仏憲法審議会のメンバーは終身任期で大統領経験者などからなっていてサルコジ氏はその1人であった。

【関連記事】
オランド仏大統領が仏憲法審議会決定を尊厳しないサルコジ前大統領を注意

2013年7月3日水曜日

オランド仏大統領 バットー環境大臣を解任


   オランド仏大統領は閣議でデルフィン・バットー環境大臣を解任することを決めた。理由は同氏が政府の一員であるという基本的な連帯感が欠如しているためで、政府内部で論議され一度決議されたことは各大臣に関係していることで、これに外から異議を唱えたことが理由だという。女性人権相で仏政府スポークスマンのナジャ・バロー・ベルカセン氏が7月3日に仏国営ラジオ・フランス・アンフォで説明した。オランダ大統領は個人的な人間性の問題ではないといっている。




 環境は政府の優先される問題で政府が力を入れているものであると言っている。後任に社会党のフィリップ・マルタン氏が就任した。

 欧州エコロジスト・緑の党(EE-LV)ではこの解任に異議を挟む者も多く、メディアは社会党を批判する材料に使っているようだ。この7月初めにはボルドー裁判所でのサルコジ前大統領の裁判審議が開始しているが、バットー氏の騒ぎでこのニュースは報道が掻き消されているようだ。

【参考記事】

Pour Hollande, Batho "a manqué au principe majeur de solidarité et de cohésion gouvernementales" (Vallaud-Belkacem)

ダッソー氏 仏国会議員特権で 謎の殺人未遂事件証拠ビデオが保護

 パリ南郊外都市のコルベイル・エッッソンヌ元市長(UMP)で上院議員の億万長者セルジュ・ダッソー氏は7月3日朝に、国会議員特権を解除しないことが上院議員事務局から発表された。ダッソー氏は市長選挙に勝利するために有権者買収及びその周辺での殺人未遂事件に関係しているとされていて、この情報開示のために国会議員特権の保護解除を調査官は求めていた。11月10日に違法の録画が記録されていて、そこには現在、警察が指名手配中の殺人犯に170万ユーロ(約2億2千万円)を渡している映像が写っているとダッソー氏に厄介なビデオを見た者が言っているという。





 殺人未遂事件は2013年2月に32歳の男性が拳銃で3発撃たれて負傷した。殺人犯は覆面をしていた。この男はコルベイル・エッッソンヌでは良く知られていてタルトレット地区でのセルジュ・ダッソー氏の顔役の1人と考えられていた。調査官はこの男を殺し屋の1人として考えている。

 2月末にも同様な事件が起こり拳銃でリチャード氏が襲われた。 同氏は選挙運動でダッソー氏の対候補ジャン・ピエール・ベシェテー氏の支持者で、「マフィアのシステム」を新聞に訴えでている。


【参考記事】

L'immunité parlementaire de Serge Dassault en question au Sénat

LE MERCREDI 3 JUILLET 2013 À 07:30
    http://www.franceinfo.fr/justice/le-senat-refuse-de-lever-l-immunite-parlementaire-de-serge-dassault-1051767-2013-07-03
    http://www.franceinfo.fr/justice/le-plus-france-info/l-immunite-parlementaire-de-serge-dassault-en-questions-au-senat-1051423-2013-07-03


    ボルドー裁判所でサルコジ氏ら7人をベッタンクール事件法廷が開始

     7月2日ボルドー裁判所ではサルコジ前大統領を含む7人をベッタンクール事件で調べる法廷が開催された。法廷には7人の容疑者の弁護士が出頭した。この裁判の医療監査官が3人の予審判事の1人ジャンティ判事と親しい間柄だとして、サルコジ氏らは医療監査を撤回を申請していた。サルコジ氏の弁護士チュリー・ヘルゾーグ氏は開廷前に一言コメントをしないで厳しい表情を見せていた。法廷は公開されないで一日中行なわれる。

     法廷では億万長者リリアン・ベッタンクールさん90歳が、2006年以来、五感能力が無く精神的に虚弱化している所を、サルコジ氏らが2007年の仏大統領選挙資金集めで現金を要求したと判事は見ていてこれが焦点になる。そのためにベッタンクール氏の医療鑑定は重要な意味をもっている。


     6月28日にはボルドー検事側はサルコジ前大統領とブルト元財務相ら6人の無罪を請求したが、ベッタンクール氏の財産管理会社(クリメーン社)責任者マイストル氏とベッタンクール氏の友人で写真家のフランソワ・マリ・バニエ氏は裁判所へ送ってよいとしていた。しかし同検事は栄転でボルドー検事を7月2日から去った。

    2013年7月2日火曜日

    タピは仏A2で 仲裁裁判はラガルドが決めたと発言 「集団的詐欺」の組織者がサルコジだとは明かさず

     4日間に渡って「集団的詐欺組織」の疑いで取り調べられた直後に起訴されたスポーツ用品の世界的メーカーのアディダス社長であったベルナール・タピ氏は、7月1日夜のフランス国営放送テレビA2に出演し自分こそ陰謀の被害者なのだと逆立ちさせ問題を摩り替えて自己弁解した。
    Revivez l'interview de Bernard Tapie sur France 2 par francetvinfo


    David Pujadas - Bernard Tapie par warrant

     そのなかで誰が私設の仲裁裁判を決めたのかという質問には、タピ氏はラガルドだと答えた。ラガルド氏は当時はサルコジ政権下の経済相で現在は国際通貨基金(IMF)総裁だがタピ問題では重要参考人に指名されている。しかしラガルド氏の官房長官を務めていたステファン・リチャード氏はクロード・ゲアン内相(前エリゼ大統領官邸書記総監)が「我々は仲裁裁判をするのだ」といったという証言はこのA2では強調されなかった。またタピ氏はサルコジ氏から指示が出されたのではないと強く否定している。フランソワ・バイル議長(民主運動モデム)などはラガルド氏がこんな莫大な金が懸かっている判断を1人でできるはずがない。サルコジが関係していることは明らかだといっている。国家財産濫用や裁判への政治家の介入という汚職が問題になってきた。

     タピの仲裁裁判を執り行った3人の判事の1人ピエール・エストープ氏を知らないとタピ氏は言っていた。しかし同判事の家宅捜査でタピ氏からの蔵書に献辞があるのが発見された。そこには「貴方の支持が私の裁判所での運命を変えた」と書いてあった。しかしA2ではこの謝辞が仲裁裁判の判決のように取らせてることになっていて、この献辞はそれより以前のタピ所持のオリンピック・マルセーユ・チームの経理事件で牢獄にはいらなければならない所をエストープ判事に助けられたその謝辞であった。つまりタピは仲裁裁判のあった時点でエストープ判事を知っていたのであり、その時に初めて知ったので、それ以前に会ったことはなかったと嘘をついていたのがわかった。

     A2ではタピ氏は15年前はエストープ判事をしらなかったと言っているのは正しい。しかし仲裁裁判は15年前に行なわれたのではないのである。タピは15年前の犯罪でエストープ氏に助けられ、それに対して自分の本に謝辞を書いて送ったのである。

     仏大統領選挙のあった2007年前後に20回近くもサルコジ氏と会っているといわれるが、タピは30回会ったといった。しかし何の目的で会ったのかは司会者のダビッド・プジャダス氏は厳しく問い糾さなかった。

     タピ氏は、「集団的詐欺組織」の主導者は誰かを答えないで、これは陰謀であり自分はその被害者なのだと反対に切り返していっている。これはよくある手口だが、泥棒が物を盗んでおいて、盗ませたのはお前の方なのだ。犠牲者は俺の方だといっているようなもの。タピの思考は逆立ちしているのである。

     タピ氏の私設の仲裁裁判で受け取った賠償金4億ユーロ(約520億円)以上の金はフランス国の税金であった。タピ氏はこの金で豪華船や別荘、新聞社などの買い物をして散財しているが、どれだけ返済できるのかが問題になっているが、焦点は、サルコジ前大統領時代の政治においける国家財産の保護と裁判の中立性がタピ事件で問われている。

    【参考記事】

    ACCUEIL > JUSTICE > TAPIE SUR FRANCE 2 : "C’EST UN COMPLOT"
    Tapie sur France 2 : "C’est un complot"











     - 

    Pour Tapie, "il n'y a rien" dans le dossier de l'arbitrage contesté

    Le Monde.fr |  • Mis à jour le 

    2013年6月30日日曜日

    「バローゾは何もしなかった」サルコジとメルケルの悪い選択 ブリック仏貿易大臣が批判

     「ジョゼ・マヌエル・バローゾ欧州委員会委員長はその任期中に何もしなかった」「良い選択とは欧州議会にとっていえるものではなかった」とブリック仏貿易大臣は30日にLCIラジオに出演して批判した。 バローゾ委員長はサルコジ前仏大統領とドイツのアンゲラ・メルケル首相とに担がれて欧州議会にとって支持されたが、これは大変に悪い選択であったと述べた。左派系の週刊誌ヌーベル・オブセルバトワールfr.が報道した。

     バローゾは欧州委員会のトップに2004年に選ばれ第二期を2009年から2014年まで続けている。ブリック仏貿易大臣の発言の背景には欧州と米国との映画交渉でバローゾがフランスが無反応であると指摘したのに対しアルノー・モンブール仏生産性再建相が、「バローゾは映画が全く理解できてない。極右派の国民戦線(FN)の燃料になっている」と厳しく反批判した。

     オランド仏大統領はこれに対するコメントは避け、人格的な問題は二次的なものであると遠まわしな言い方をしている。

    2013年6月29日土曜日

    ブルト元仏財務相がタピの税金緩和に関与

    2008年7月7日の私設仲裁裁判でスポーツ用品の世界的メーカー・アディダス社長のベルナール・タピに4億ユーロ(約520億円)以上が賠償金として支払われることになった。その9ヶ月後の2009年4月にエリック・ブルト元財務相がタピ氏の弁護士に長文の手紙を送っていた。その中でタピ氏の税金を軽減させてタピ氏の懐を太らせることが書いてあった。インターネット新聞のメディアパート(Mediapart)社が報道した。

     この手紙にはタピ氏は全部で1200万ユーロ(約15億6千万円)を支払えばよいとブルト氏とその財務次官であったジャン・リュック・タベルニエ氏(Tavernier 現INSEE局長)が書いた。ところが別の計算によると10倍の12000万ユーロ(約156億円)となる。
     ベッタンクール事件ではボルドー検事側がブルト氏とサルコジ前大統領の同事件での関与を取り消す請求を宣言したがボルドー判事らはこれを受け入れないと見られる。

     ブルト氏が競売にかけず国家財産であったコンペーニュ競馬場を自分の友人に売ったことで裁判所は調べていた。が、国際通貨基金(IMF)総裁クリスティーヌ・ラガルド氏と同じようにブルト氏は参考人に留まることができた。しかしタピ事件では、ブルト元財務相が送ったタピ氏の弁護士への手紙で、税の緩和を示唆していることがわかった。ブルト氏はタピ事件に関与ていることがわかったのである。

     ブルト氏から手紙を受けたタピ氏は、その1ヵ月後の2009年5月にサルコジ前大統領側近のクロード・ゲアン内相(前エリゼ大統領官邸書記総監)を訪問する。2007年7月に仲裁裁判を進める第一回目の会合がエリゼ大統領官邸のゲアン氏の部屋で行なわれ、それにはタピ氏が参加していた。

     

    ボルドー検事はサルコジ氏の「不起訴処分」を請求 エリゼ官邸疑惑のタピ氏は「起訴」


    28日ベッタンクール事件で、ボルドーの検事側はニコラ・サルコジ氏とエリック・ブルト元財務相、及び実業家ステファン・クールビ氏、パスカル・ウィルヘルム弁護士らには都合が良い「訴えに根拠無し」の不起訴処分の請求を提出すると宣言した。しかし写真家のフランソワ・マリ・バニエ氏と管財人パトリス・ド・マイストル氏に関しては軽罪裁判所への審査を請求した。

     写真家のバニエ氏はベッタンクールさん宅に出入りして婦人から多くの小遣いをもらっていた。ベッタンクールさんの財産管理会社(クリメーン社)責任者であるド・マイストル氏はブルト氏からフランスの勲章を貰って自分の妻フローランスさんが同社に就職できた返礼をしたとされている。ベッタンクール事件では現金をブルト氏から受け取った人物とされていた。

     サルコジ氏自身もベッタンクール婦人宅を何度か訪問している。ベッタンクールさんの会計士であったクレール・チブーさんがブルト氏らに金を渡すためド・マイストル氏から指示されて、パリの凱旋門の近くの銀行へ現金を引き出したとボルドー裁判所のジャン・ミッシェル・ジャンティ判事の前で証言していた。

     今回のボルドー検事の要請はサルコジ前大統領周辺からベッタンクール事件の焦点をそらすものとなっている。

     事件を担当している3人の予審判事ジャン・ミッシェル・ジャンティ判事はピストルの弾が入った封筒が送られて脅迫されたりしている。

     サルコジ前大統領側からは同判事と予審調査の医者ソフィ・グロンブさんとの関係が友人であって公正に調査されてないとして仏最高裁判所に再審査の申請がなされたが、仏最高裁判所側では裁く権限がないとして撤回されていた。



     一方、タピ事件を有利にする私設仲裁裁判を組織化したといわれる事件では、これを担当した元ベルサイユ高等裁判所の総長を務めたピエール・エストゥップ(Pierre Estoup)判事が担当。エストゥップ判事はタピ氏とは実は知り合いであったことがわかった。その証拠が同判事へ送られた本の献辞の中に、以前に別件裁判で助けてもらった返礼が書かれていたからだ。

    タピ氏も元ベルサイユ高等裁判所の総長を務めたピエール・エストゥップ(Pierre Estoup)判事も両者が知り合いであったことを隠し否定していたことが現在わかっている。

     そのためにタピ氏の受け取った賠償金4億ユーロ(約520億円)は、経済相で現国際通貨基金(IMF)総裁クリスティーヌ・ラガルド氏だけでなくサルコジ前大統領を引き込む国家的な指示系列の中で仲裁裁判が行なわれたという疑惑が浮かび上がってきた。タピ氏は28日96時間にわたる拘置を終えたが、午後直ぐに財政面の疑惑で再び予審判事によって起訴された。

     タピの受け取った賠償金4億ユーロ(約520億円)以上の金はフランス国の税金であった。これをタピ氏が返済ができるのかが騒がれている。


    【参考記事】



    仏国営ラジオ・フランス・アンフォ

    En savoir plus

    2013年6月28日金曜日

    拘置96時間後タピ氏が起訴 「組織的詐欺犯罪」の財政面で

     4日間96時間拘置されて調べられていたベルナール・タピ氏は午後に釈放された。しかし直ぐに予審判事によって「組織的詐欺犯罪」疑惑で起訴されたと16時の仏国営ラジオ・フランス・アンフォが伝えた。今度の拘置は政治的というよりは財政的な疑惑詐欺であってタピ氏の私設の仲裁裁判を執り行った3人の内の1人ピエール・エストゥップ(Pierre Estoup)判事がタピ氏を以前から知っていて別件でも協力していたことがわかったためだ。

     起訴では、サルコジ前大統領との関係やタピ個人ではなくて、2008年にタピ氏が受け取った仏国の銀行の金が問題になっている。

     タピ氏は仲裁裁判に誤りがあったのなら賠償金4億ユーロ(約520億円)以上を返すと宣言していたが、既にタピ氏はこの金の多くを外国に持ち出して散財しているために取り返すことが困難になっているとされる。しかし法律の専門家は外国でも金を要求できるともいっている。

    【参考記事】
    LE VENDREDI 28 JUIN 2013 À 12:00

    L'Etat parviendra-t-il à récupérer les 403 millions d'euros versés à Tapie ?

    2013年6月25日火曜日

    タピ氏 「組織的詐欺犯罪」疑惑で取り調べ4日間拘置

     タピ氏は1993年に所得したスポーツ用品の世界的メーカー・アディダス社を1995年に売却した。その売却で当時国立のリヨネ銀行との係争で裁判になった。それが私設の仲裁裁判での判決に再組織化されることになって2018年に約520億円以上を得ていた。予審判事はこの私設裁判の「組織的詐欺犯罪」を問題にしている。2008年の仲裁裁判が組織されその採決で4億ユーロ(約520億円)以上を仏国から受け取ることになった。タピ氏は今日6月24日から裁判所で4日間にわたって、財政犯罪担当予審判事にその「組織的詐欺犯罪」疑惑を説明しなければならないことになった。

    パリでUMP党支持者が激減 党員4000人以下に 原因は真実隠蔽か

     6月4日に次の国民運動連合(UMP)党のパリ市長選挙出馬者のナタリー コシュスコモリゼ前エコロジー相は同党員の更新が4000人あったと発言していたが、ラジオヨーロッパ1やル・ポワン誌によると前年2012年には22.308人いたパリのUMP党員は2013年度では3900人(前年比80%)しか会費を払ってないことがわかった。

     党員は20ユーロ(約2600円)から45ユーロ(約5850円)の年度会費を払うことになっている。

     この傾向はフランス全体にいえることで、2012年には280.000人いたのが、今は84.000人しかいなくなっている。年末にかけてこれからもこの調子で党員が激減するという。サルコジ氏の政治再復帰などを話題にする体制メディアの報道傾向とは大きな違いが見えてきた。

     UMPはパリの党員を魅了しなくなっていることがわかったが、同党では物価高や経済危機で会費を払わないのであって政党のせいではないと主張している。党員に会費を払うキャンペーンを準備する必要があると考えているようだ。

     しかしサルコジ前大統領周辺でリリアン・ベタンクール事件やカダフィ事件、ラガルド事件やタピ事件、カラチ事件などの政治疑惑が大きな原因となっていることを今の体制メディアは仏国民に隠しつづけて縮小化して報道しているようであるが、真実を知らせないで隠していることが本当の経済危機の原因であることを知るべきだ。

     イタリアのベルルスコーニ首相が昨日裁判で有罪判決が出たがトップに立つ人間の政治的道徳性が問われている。これが経済危機の原因であることをUMPだけでなく誰もが知るべきだろう。