アディダス元社長ベルナール・タピはラジオ・ヨーロッパ1で「自分には責任はない」と発言した。それならば責任は私設の仲裁裁判をおこなった判事やそれを奨め組織したとされる当時仏経済相で国際通貨基金(IMF)総裁のクリスティーヌ・ラガルド氏やその責任者のサルコジ前仏大統領にあったというのだろうか?
2008年の仲裁裁判が組織されその採決で4億ユーロ(約520億円)以上を仏国から受け取ることになった。タピ氏は今日6月24日から裁判所で4日間にわたって、財政犯罪担当予審判事にその「組織的詐欺犯罪」疑惑を説明しなければならないことになった。
2008年の仲裁裁判が組織されその採決で4億ユーロ(約520億円)以上を仏国から受け取ることになった。タピ氏は今日6月24日から裁判所で4日間にわたって、財政犯罪担当予審判事にその「組織的詐欺犯罪」疑惑を説明しなければならないことになった。
タピ氏によるとこれまでにエバ・ジョリ裁判官(ヨーロッパエコロジー・緑の党(EELV)欧州議員が担当する裁判で6度は事件破棄になり1度は無罪放免になっているのに、今度はどうするつもりなのか、これこそ同じシステムと同じ手続きである。自分には責任はないのだとヨーロッパ1で発言している。
タピ氏は1993年に所得したスポーツ用品の世界的メーカー・アディダス社を1995年に売却した。その売却で当時国立のリヨネ銀行との係争で裁判になった。それが私設の仲裁裁判での判決に再組織化されることになって2018年に約520億円以上を得ていた。予審判事はこの私設裁判の「組織的詐欺犯罪」を問題にしている。