2008年にリヨネ銀行とアディダス社長のベルナール・タピ氏との係争で私設の仲裁裁判を行った3人の判事の内の中心人物ピエール・エストープ(Pierre Estoup)氏は最近、家宅捜査をうけ1998年にタピ氏からの贈書に、「返礼の謝辞」が記載されていたのが発見された。
警察はこの10年の月日の隔たりに疑問をもち調査を続けた。これまでエストープ氏もタピ氏もお互いに仲裁裁判所で出会う前には面識がないといっていたが、その嘘がばれてしまった。
タピ氏は1997年にサッカーチームのオリンピック・マルセーユ)を主宰していたが、この経理事件でエストープ氏は裁判を担当していたエックス・アン・プロヴァンスの高等裁判所の判事を訪ね、裁判の前後に訪問していた。タピは無罪になり牢獄に入らずにすんだ。
タッピ氏の贈書に書かれた「返礼の謝辞」は、助けてもらっていたことへの謝辞であったことがわかり面識がないと嘘をついていたこともわかった。
【参考記事】
タッピ氏の贈書に書かれた「返礼の謝辞」は、助けてもらっていたことへの謝辞であったことがわかり面識がないと嘘をついていたこともわかった。
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