2013年9月19日木曜日

フランスの高校で教員・父兄が「学校生活評価点」廃止の通達を要求

 フランスの高校で教員組合及び父兄らが「学校生活評価点」を無用なものだとして即刻に廃止する要求の声が高まっている。ヴァンサン・ペイヨン仏教育相は緊急を要するものではないとしながらも審議を開始することを約束した。この「学校生活評価点」は2006年以来存在していたが公式にペイヨン仏教育相によって2013年7月に廃止された。しかしながら、それが学校長への公式の通達がないために「学校生活評価点」は存在し続けている。

 高等審議会での「学校生活評価点」保持・再復活の再審議を恐れる高校教員や父兄が「評価ノート」は「効果がない」「評価点が不明確で主観的」「各学区ごとに評価点がばらついている」などと批判して即刻の廃止を要求したが、同審議会が18日に「学校生活評価点」の保持を宣言したために少なくともあと1年はこのまま続きそうだ。

 「学校生活評価点」は次の4つの観点で20点満点で評価がなされている。

1 真面目さ
2 構内規則の尊厳
3 学校生活への参加度
4 交通安全社会証明書の取得と緊急救助訓練証明書の取得







【参考記事】

La suppression de la note de vie scolaire n'est pas pour demain

LE MERCREDI 18 SEPTEMBRE 2013 À 12:38 mis à jour à 13:00
Par Matthieu MondoloniCélia Quilleret