11日、フランスのサボア地方シャンベリー近くにある高齢者医療施設ジャコブ・ベルコンベット(Jacob-Bellecombette)で84歳の女性が投薬殺害された。犯人は30代の准看護婦で直ぐに拘置された。准看護婦は同医療施設には1年少し働いていて、婦人が苦しみを訴えていたので薬のカクテルを与えたことを認めている。しかし殺意があってしたのではないとも言っている。同施設では10月初旬から2ヵ月間で他にも5人が同じようにして死んでいる。その為に同氏に嫌疑がかけられている。仏国営ラジオ・フランス・アンフォ(RFI)が報道。
准看護婦は最近母親を亡くしたばかりで精神が不安定だったともいわれている。
【参考記事】
准看護婦は最近母親を亡くしたばかりで精神が不安定だったともいわれている。
安楽死を推奨しているわけではないのだろうが、特にこうした高齢者医療施設での投薬による寿命の短縮化は犯罪とは見なされずに事故死など自然に放置されている疑いも強い。特に私設での入院待ちがほとんどないのは、その回転率を良くするために各種の対策が採られているということだ。
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